※額田山展望台
※青っぽい深成岩による石垣
生駒山の東大阪側にある枚岡公園(暗峠)に行ってきた。
※枚岡と書いて「ひらおか」と読む
暗峠といえば、急坂で有名で、学生の頃にバイクで訪れ、バイクで走らなければ良かったと後悔した思い出があるところで、文化的には松尾芭蕉が最後に訪れた場所であるらしい。
この枚岡公園を地質図で確認すると、
斑れい岩質の深成岩となっていて、
ミニガイドNo.25「大阪の地質 見どころガイド」 - 大阪市立自然史博物館友の会ネットショップ
大阪市立自然史博物館から出版されている大阪の地質のガイドブックで、生駒山の斑れい岩が観察できる場所として紹介されている。
枚岡公園の額田山展望台から少しだけ南東の位置で、
斑れい岩が風化した露頭と、
所々で風化されていない青っぽい深成岩(おそらくこれが斑れい岩だと思う)が観察できる。
※写真では白が目立つが、実際に見ると、白い箇所が青っぽくみえる。
他に斑れい岩に貫入した輝緑岩や花崗岩が観察できるらしく、
この露頭が深成岩っぽく見えなかったので、輝緑岩ではないか?と予想している。
枚岡公園の紹介はここまでにしておいて、
何故枚岡公園に行ったのか?という話題に触れると、斑れい岩の風化によって形成される土がどんな感じなのか?をこの目で見たかったからであるわけで、この話を進める為には斑れい岩が何であるのか?を整理する必要がある。
斑れい岩の整理は長くなるので、今回の記事はここまでにしよう。
-続く-
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