お金をかけてでも土作りの為に入れることを推奨される鉱物資材がある。
その中で有名なものとして、
写真:モンモリロナイト パワー薬師 20kg:株式会社京都農販から引用
粘土鉱物のモンモリナイトだろう。
粘土と聞くと、
小学生の時の図工で使ったあの粘土を思い出すだろうけど、
まさにあの粘土で、
粘土は細かめの鉱物から形成されている。
この粘土鉱物が栽培にとっては優れもので、
粘土自身が持つ他の粒子とのつながる力(これによっていろんな形に変形することができる)の間に
上記の画像の様に
水と肥料成分(色の付いた点)が保持される様になっている。
※重なっているプレートの一枚が土壌粒子
つまりは、
粘土鉱物が畑に潤沢にあるということで、
程よい水分と肥料成分が保持された状態になっているということで、
作物に必要な要素が常にあるという状態になる。
(肥料成分が保持されるところを保肥力と呼ぶ)
しかしだよ、
小学生の頃に扱った粘土では植物が根付きそうなイメージはないよね。
そう!
粘土鉱物が多すぎる土では、
保水しようが保肥力があろうが、植物は根付かない。
ここら辺が鉱物のデメリットになるんだけど、
話が長くなったので、
この話は次にすることにしよう。