数日前にネットニュースでウィルスに感染したら体内ではどうなる?という記事が挙がっていた。

記事はアクセスできなくなるかもしれないので、Wikipediaから参照すると、

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ウイルスや細菌学などの感染局所において生体側の応答としてスーパーオキサイドや一酸化窒素などラジカル分子が大量に生成し、細胞や核酸に傷害(変異など)を起こすことを初めて明らかにした。

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前田浩 (化学者) - Wikipediaから抜粋

と記載されていた。


合わせて、各病気に対して予防として日常的に野菜スープの摂取を提唱していた。

野菜スープによってラジカル分子(活性酸素)を体内に適度な量に抑えることを目的としているのだろう。

この内容を読んだ時に、免疫の向上の要は亜鉛かもしれないの記事がちらついたけれども、そこはこれ以上触れない事にしておく。




ラジカル分子に作用するものとして頭に浮かんだものがグルタチオンで、

野菜の美味しさとは何だろう?味覚の増強の記事で、抗酸化作用がある他に塩分の代わりで甘味や旨味の増強に関する要素でもあることを記載した。


となると免疫を向上させる要因を再び整理してみると、

活性酸素を発生させる要因としての二価鉄とそれを常に適正にしておくグルタチオンが新たに候補に挙がり、

これらの要件を満たす食材を考えてみると、


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HiCさんによる写真ACからの写真


キク科のシュンギク辺りが頭に浮かんだ。

光合成を行っている葉緑体周辺で二価鉄やグルタチオンが多い。

※シュンギクはβ-カロテンが多い軟弱葉物野菜として扱われている

抗体こと免疫グロブリンの産生にとって何が重要か?


何故緑黄色野菜の定番のアブラナ科のコマツナではないかというと、

アブラナ科のコマツナは菌根菌が付かず、微量要素の吸い上げが期待できないこと。

キク科特有の強さで菌や細菌由来の病気にかかりにくいから殺菌剤の使用量は自然と少なくなる。


殺菌剤の使用量が減ると何かと良いことがある。


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