梅雨といえばカビが生えるというイメージがある。
人があまり歩かないけれども、定期的に管理されている芝生にて、
キノコの子実体がポツポツと生えていた。
これがフェアリーリングだかわからないが、きっとこれらのキノコは土の中で繋がっているのだろう。
これらのキノコは周辺の草にとって良いことをもたらすのだろうか?
もしくは競合するのだろうか?
キノコのことをもっと知れれば、得られることが多くなるはず。
ということで調べてみることにした。
芝生に生えたキノコということで安直に調べてみたら、シバフタケというキノコに行き着いた。
芝生というのは光を遮るものがなく、植物の色素を持たないようなキノコにとっては過酷な環境なのかもしれない。
そんな中、上記のWikipediaに興味深い記述があった。
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日本では一般的に食されていないが、ヨーロッパでは多くのきのこ通がシバフタケを好んでいる。(途中省略)シバフタケの甘みはトレハロースに由来しており、この糖分のおかげでシバフタケの細胞は乾燥による死を避けることができる。完全に乾燥した後に水にさらすと、きのこは細胞を甦らせるためにトレハロースを消化し、細胞の再生と新しい胞子の製造を始める。
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※シバフタケ#食用 - Wikipediaより一部改変して抜粋
今回の写真に写っているキノコがシバフタケだったとして、周囲の植物がシバフタケのトレハロースを得られたとしたら、これから始まる夏の厳しい暑さに対して、暑さ耐性が得られるのかな?
なんて想像をしてしまう。