硫黄でコーティングされた肥料がある。
写真では一部破けているが、施肥した直後は全面黄色く被覆されている。
このコーティングされた肥料。
施肥した時は覆っている硫黄によって養分が外に出ることはないけど、
生分解性で膜が徐々に破けながら、
内容物である養分が外に出て作物に効くという仕組み。
内容物は水溶性にしておけば、
生分解性という徐々に溶ける仕組みを使い、
膜が分解されれば即効で効くという
速効性の化肥を緩効的に効かせることができる。
分解されることで緩やかに効かせる肥料として有機質肥料があるけど、
どうして有機質肥料ではなく、
硫黄コートの肥料を使うの?
ということになるけど、
これはあくまで私の考えであるので、間違えているかもしれないが、
有機質肥料は成分が曖昧なことに対して、
硫黄コーティングは成分が明確であるため、
栽培計画を立てやすくなるはず。
他にも、
この形状ならば、
均一に撒きやすいということもありそうだけど、
まぁそれは良しとして…
ところで、
硫黄コーティングでいう硫黄とはどんな構造なの?
環境に優しいとあるけれど、
残留性とかはないの?
構造を調べようにもなかなか情報が見つからなくてよくわからない。