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住んでいる地域で一昨日、昨日と連日で夕立があった。

特に昨日の夕立は短時間であったけれども、前が見えない程の大雨だった。


夕立が降るのは植物の光合成が落ち着いてくる時間帯で、夕立後の生育にプラスになるのでは?と期待してしまう。

昨日の夕立は雷雨で風量が少ないので、稲作と畑作にとって恵みの雨だったはず。

雷雨の翌日は植物らが活発になる




ふと、雨にはどんな成分が含まれているのだろう?と気になったので、検索をしてみたら、古い記事ではあるが興味深い内容があったので紹介する。

田渕俊雄 降水中の窒素とリン 水質汚染研究 Vol.8 No.8(1985)によると、雨水によってもたらされる窒素やリンは無視できる程の小さい量ではないと記載されている。


窒素は大気中の窒素ガスの量からなんとなく想像ができるけれども、リンは何由来なのだろう?

雨雲の形成のきっかけになるエアロゾル由来か?

大雨が続きますね


上記の報告を読み、頭に浮かんだのが土壌分析でリン酸の数値が高い結果が返ってきたら次作は気を引き締めた方が良いの記事で、雨水中にリン酸が無視できない量含まれているのであれば、雨上がり後は植物だけでなく、土壌中の病害性の糸状菌も活発化する恐れがある。


リン酸が雨水に溶けていないと降雨でリン酸が降ってこないだろうし、植物や糸状菌にとって利用しやすいリン酸の形状であることは間違いない。

植物は雨に打たれると免疫を活発化するらしいの記事で触れたが、降雨により植物の免疫が活発化している可能性もあるので、降雨とはなんともダイナミックに生態を刺激するなと。