OKINAWA CACAOの記事で、沖縄土壌らしき土での土壌改良の話題に触れた。
土壌改良で実現したいことはストレスなく発根ができることと、地温の上昇。
どちらも同じことをすれば到達する事なので、とにかく土の粘土鉱物に有機物が結合すれば良い。
この話に触れていて思った事がある。
もし、物理性の改善が出来たとして、土がフカフカになってガス交換が頻繁にできるようになったら、
沖縄で大量に余っているサトウキビの絞り粕であるバガスこそ、地温上昇の燃料みたいに使えるよなと。
燃料といっても実際に燃やすわけではなく、土壌微生物のカロリー源として。
バガスの主成分のセルロースはブドウ糖が直鎖状につながったものなので、ブドウ糖同士の結合が外れた後は様々な生物にとってのカロリー源になるわけで、糖を代謝したら熱が発生する。
この熱がカカオの木の発根促進につながれば、根で土からの養分吸収等の問題が解決する。