今回は緑泥石を中心にしての記事の続き。
緑泥石の話を進める前に確認しておきたいことがある。
それは日本の歴史にある古墳時代(弥生時代の次の時代)では稲作が行われていたのか?ということ。
小学校の社会の授業で触れる内容だけれども、今一度触れておくのは大事なので調べておく。
大阪北部に高槻という街があるのだけれども、その中心駅から1km程離れたところに
安満遺跡公園という施設がある。
この施設はもともとは京都大学の研究用の農場があったところなのだけれども、弥生時代の集落に関するものが出土され、発掘調査が開始されたそうだ
この公園では
弥生時代に行われていたとされる稲作が再現されていて、弥生時代で既に用水路が整備された水田があったことがわかっている。
この公園では更に興味深いことがあって、この水田から北側の山には、6世紀後半から7世紀にかけて造られたと考えられている安満山古墳群というものがある。
稲作が成功して守るもの(例えば水資源)が出来たことによって人の争い(戦争)が始まったとされるらしいし、頭の良い人らが守るものをきっかけとして権力を生み出すだろうから、これから触れる話は稲作を抑えておいて損はない。
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