山形の北部の盆地の更に北で緑泥石と出会ったの記事で山形に行った際、カリの施肥はどのようにすれば良いか?という話題になった。
なぜ、上記のような話題になったのか?といえば、山形県全体で地質的に慢性的なカリ不足に陥る可能性が高く、それをどうにか回避したいというのが発端だ。
すぐに挙がったカリ肥料の候補としては、
By Luis Miguel Bugallo Sánchez (Lmbuga Commons)(Lmbuga Galipedia)Publicada por/Publish by: Luis Miguel Bugallo Sánchez - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Link
カリ岩塩(鉱物)由来や海水由来の塩化カリ(KCl)とパームヤシの燃焼灰のパームカリが挙がった。
※他に硫酸カリも挙がったが、土壌に硫酸塩を残したくないという理由で候補から外した。
塩酸塩に当たる塩化カリは常温下ではガスの発生はないが、電気陰性度が高いので土壌に施肥するのは躊躇する。
パームカリはN : P : Kが 0 : 2 : 30 と有機質肥料の中でカリ多め、リン酸少なめという使い勝手が良いが、海外依存性が高いのが難点。
※パームカリに含まれるカリはおそらく炭酸カリ(K2CO3)であるはず。
続いて、有機質肥料という括りでカリ肥料を思い浮かべてみる。
※パームカリも有機質肥料になるが、今回は外しておく。
有機質肥料ではカリが豊富に含まれているのが案外少なくて、
草木灰(主成分は炭酸カリ:K2CO3)や
米ぬか等があるが、どちらもカリ以外の成分も豊富に含まれていて、特にリン酸の多さが気になるところ。
土壌中の糸状菌が植物に対して病原菌となるか共生菌となるか?は施肥次第
その後も色々と頭を巡らせてみたら、ふと硝石(硝酸カリ:KNO3)というものがあったことを思い出す。
硝石は施肥や貯蔵の面で色々と取り扱い注意の要素があるが、地力窒素と合わせれば問題は緩和出来るはず。
日本には純粋な硝石の採取方法があり、何らかのヒントが得られそうなので調べてみることにするか。