ツユクサの食用はイチオシであるらしいに引き続き、道端にある食べられる草の話題。
自由国民社から出版されている食べられる草ハンドブック(森昭彦著)の本でツユクサが記載されているページで他の植物として、
マメ科のクズの記載があった。
クズは根から葛粉が出来て、そこから
葛餅が出来るので、食べられる植物で有ることは間違いないが、冒頭の本では他の部位が可食部になるという記載がある。
記載されていたクズの可食部は若いつる先、つぼみ・花となっていた。
若いつる先が美味しいというのは、他の植物でもよく見かける。
若くないつるは、おそらく筋っぽくて、味もないのだろう。
若いつるばかり選別して採取するのは大変だな。
そう思うと、
ヒルガオ科のサツマイモやエンサイは若い時ではなく、花が咲く直前のつるでも美味しいというのは、実はすごい事なんだと思えた。
他に
ミズナやコマツナといった軟弱葉物はある程度の大きさになったらいつ収穫しても美味しいという野菜の凄さも感じる。
一気に刈って収穫出来るというのは、作業性の面でも選抜のコストが低いからクズと比較したら相当楽になるからな。
クズから野菜の品種改良の努力について再認識できた。