ナメクジは石灰が苦手なのか?の記事で、ナメクジと石灰の話題を記載し、庭で生ゴミを埋めている箇所にナメクジがたくさんいるので、生ゴミのところに石灰を施してみることにした。
とりあえず、冒頭のような石灰乾燥剤がいくつかあったので、包装を開けてみた。
石灰乾燥剤の主成分は生石灰(CaO)になっていて、生石灰は周辺の湿気をよく吸収し、Ca(OH)2の消石灰となる。
冒頭の石灰乾燥剤は古くから水場付近に置いていたので、中身のほとんどは消石灰になっているだろう。
石灰乾燥剤に含まれる生石灰だけれども、どのように製造されているのか?が気になった。
概要|井上石灰工業株式会社 石灰のお話のページに拠ると、生石灰は石灰石こと炭酸石灰(CaCO3)を約1000℃で加熱することにより、炭酸石灰から二酸化炭素(CO2)が抜けることで生成されると記載されていた。
反応式を書くと、
CaCO3 → CaO + CO2
になる。
家庭用ガスコンロの温度が1700℃付近らしいので、家庭用ガスコンロでも炭酸石灰から二酸化炭素を抜くことができるのね。