葉緑素は窒素肥料の有機態窒素に成り得るか?の続きまでの記事で、葉緑素を構成するヘムは窒素肥料における有機態窒素に成り得るか?という疑問に対して、分解の過程を見ていった。
土壌微生物での話題が見当たらなかった為、腸内細菌の反応で話を進め、
ヘムから
ステルコビリンへ変化していく過程を見た。
上記反応に関して色々と読んでいたら、更に光分解や酸化の話題があったので、これらの内容に触れてみる。
途中の生成物に
ウロビリノーゲンというものがあるが、これが酸化されると、
ウロビリンになるそうだ。
赤い箇所が不安定に見えるが、もしかして、この箇所でポリフェノールやモノリグノールと何らかの反応をするのでは?と思ったが、これを判断する為の知識はまだ持ち合わせていない。
有機物の分解の際に光分解や酸化は常に意識をしておこう。
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