ビール酵母由来の肥料で抵抗性を高める時に必要なことの記事関連でビール酵母を熱水処理で断片化したβ-グルカンと鉄剤を混ぜたら活性酸素のような反応種の活性炭素種が発生するという話題になり、この活性炭素種を作物に施肥したら発根が促進したという話題も同時に挙がった。
この話題が挙がった時にふと思い出した事がある。
それは、


酸素供給剤を試した方からの記事で触れたネギに酸素供給剤を施肥したら発根が促進され、成長も促進したという内容を記載した。
酸素供給剤の構造は過酸化石灰(CaO2)で水に溶かすと下記のような反応になる。
CaO2 + 2H2O → Ca(OH)2 + H2O2
で過酸化水素(H2O2)が生成され、これが何らかの生物のカタラーゼの反応により、
2H2O2 → O2 + H2O
で酸素(O2)が発生して、この酸素が発根の促進に繋がると思っていた。
ただ、β-グルカンから生成された活性炭素種が植物の体に接することでストレスの緩和に繋がるという知識がある状態で上記の反応を改めて考えてみると、作物が活性酸素である過酸化水素(H2O2)に触れるだけでもストレスが緩和され、緩和によって生じた余力が発根促進の要因になったという事が考えられるようになった。
他にも考えられる事はあるが、それは次回以降で触れることにしよう。




