植物の葉というのは光を欲するもので、大半の植物では受光できないと生きていけない。
この衝撃の事実は小学生の理科で習っただろう。

よの中にはこんな感じでとにかく大きく、周囲を覆いかぶさってしまう様な葉の植物がある。
これは木ではないので、大半が葉の草である。
こんなにも大きな葉なので、下にいる葉は大変迷惑だろう。
たまに日陰が好きだという控えめな植物がいるけれど、冒頭で伝えた通り、大半の植物は受光したがっている。

こんな植物でさえ、上に木があれば受光は難しいわけで…
?
おや!


葉のちょうど切れ目から後ろにいる植物が葉(枝)を伸ばしている。
強い!
後ろにいた植物は、これから伸長すればするほど、前にいる大きな葉の植物を覆うことになる。

この植物の葉はこれ以上伸長することが出来ないので、後ろの枝の伸長を阻止することが出来ない。
必ずしも葉を大きくして覆うよりも、各葉は小さくして、シュートという形で柔軟に対応する。
葉は大きいからといって良いわけでない典型例だった。
争いは常にどこかで起こってる。




