とある建物の待合室のとなりに大きな窓があった。
その窓から見える景色は建物の中庭で、中庭には木が植えられている。
おや?
このツタはなんだろう?
下に向かっているぞ。
おそらく、隣の木をつたってきたのだろうな。
と思い、隣の木に目をやると、やっぱり隣の木をつたっていた。
で、
※窓ガラス越しで撮影したので光の反射がおかしいことになっています
ある程度登ったら、途中で剪定されていてつたれる箇所がなくなった。
で、
つたれる箇所がなくて下がってる。
普通といっちゃ普通なんだけど、
高いところを目指すために、周辺の高い木をつたりだしたのは良いけれど、途中でつたるのを失敗して、結局スタート地点付近まで下がってしまったこいつを見ると、なんとも滑稽に思えてくる。
上の三本の枝で、なんで途中で切られている左を選んでしまったんだよってね。
一度決めた方向から修正出来ない習性はなんとも愛らしい。