線路沿いに人の背丈程あるキク科の草がある。
この草、
枝が上の方で発生している。
頂芽優勢が弱い植物なのだろう。
この特徴によって、
他の草の背丈を越えたところで脇芽を発生させることで、
隣合う草の上を覆うように葉の展開ができている。
こんな感じで一律同じ背丈で生育すれば強風に対して強くなりそうだけど、
こんな頭でっかちな生育をすると、
強風でポッキリと折れてしまう様な気がする。
いやいや、
周囲の草が支えになって折れることは免れるか。
どちらにしろ、
周囲をみて脇芽の発生を決めている時点で、
頂芽優勢はオーキシンによる抑制の法則だけではなさそうだ。