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タデ科の草の活躍


タデ科の草が生えているところは、土を休ませる上で有効かもしれないという内容を記載した。


有効であると仮定した上で、シュウ酸を根から放出する植物、特に緑肥であったらうれしいな。

ということで、根からシュウ酸を分泌関連の記事を探してみたら、国立研究開発法人 農業環境技術研究所のサイトの土壌リンの再生利用のための植物種の探索という記事があった。


その記事には根から分泌されたシュウ酸量のグラフがあった。


oxalic_acid_sec_v


このグラフの下の方が根から分泌されたシュウ酸量で、ナガバギシギシというのがタデ科の植物で、今までの内容とマッチしている。

それよりも、タデ科の草よりもシロザの方がたくさんシュウ酸を分泌してるみたいだ。


シロザといえば、


kyonou_negi2

※シロザは中央の群集の中の上ら辺にいる

廃菌床のポテンシャル


siroza

(写真:植物編のアカザ科のシロザから引用)


京都農販さんの好調な畑で頻繁に見られた草で、弱酸性土壌の指標植物だ。

※シロザは強酸性土壌では生えないらしい

適正のpHを考える


となるとだ。


このシロザというのが、栽培で鉱物が酸化やpHが酸性に傾くといった消耗状態において、収穫後に速攻で生えて土壌環境を整え、他の植物も生育しやすい環境にしている様に見えてならない。


まぁ、あくまで人目線の話だけどね。