夜久野高原の宝山の火口付近で赤い土を見たで玄武岩質の火山灰由来の赤い土を見た。
それを踏まえた上で実際に知りたいことと言えば、
周辺の畑の土の色は何色だろう?
ということ
それを知ることで大陸の赤い土の攻略法を知ることができるようになるわけだから…
まぁ、前の記事で山の麓の土の色を見たので、
この地域の土の色はすでに知っているわけなのだけれども、
それは置いといて、
麓で一番近い畑を見てみると、
真っ黒だった。
この地域ではちらほらと畜産も目に付いたので、
もしかしたら牛糞堆肥をふんだんに入れているかも知れないけれども、
それを加味した上で判断しても土が黒すぎる。
黒ボクといって間違いないだろう。
黒ボクは玄武岩質の火山灰 + 腐植 + 冷涼な土地が条件なわけだけど、
※冷涼と記載していますが、暑すぎず植生はあったという意味で、植物が生えない程の極寒という意味ではありません。
※暑すぎて有機物が急速に分解される地域との対比です。
ここが夜久野高原であり、
前回の記事で今でも雪が残っている時点で条件を満たす。
というわけで、
日本において赤い土の条件を満たしているとしても、
水(雪)が豊富な地域では大陸の様な赤い土にはならないという事がわかった。
そういえば、
ブラタモリで奄美大島でそういう土地があるって話が出ていたな。
余談だけど、
車でしばらく走っていると、
10分ぐらい走ったところから京都らしい白っぽい土壌になっていた。
良い土の条件というのは本当に局所的なんだね。