玄武岩質的な火山灰土壌の色は黒だったまでの記事で、

玄武岩質的火山の壁面の土は赤で、

麓周辺の畑の土の色は黒だという事がわかった。


これだけでも知見レベルでは大きな収穫なんだけど、

更に何か得られないかと石も見てみた。



よく見かけた石をいくつか持って返ってきたんだけど、

その中でも更によく目立ったものとして、




山頂付近のスコリアと

夜久野高原の宝山の火口付近で赤い土を見た



おそらく玄武岩で内部あたりが割れて出てきたもの。


他に



全体的に緑っぽい石があった。


私の拙い知識をフル動員して緑色になるものを挙げてみると、

・マグネシウムをふんだんに含んだ鉱物

・粘土を含んだチャート

土質の理解を求め川の上流へ


先にチャートからだけど、

チャート特有のガラス光沢がないのでチャートではないと判断出来る。




今回の宝山は火山であることを加味して、

超塩基性火山岩だとして調べてみると、

※火山岩は火山が噴火した際に地表に現れたマグマが固まって出来た岩のこと

※火山岩と合わせて深成岩というものがあるけど、マグマが地表に現れずに地中で固まって出来た岩のこと


株式会社誠文堂新光社から出版されている薄片でよくわかる 岩石図鑑で、

超塩基性の火山岩でコマチアイトという記載があった。


とりあえずこのコマチアイトを検索してみたら、


By GeoRanger at English Wikipedia (Original text: GeoRanger) [Public domain], via Wikimedia Commons

(写真:コマチアイト - Wikipediaより引用)


非常に似ている写真が表示された。





株式会社誠文堂新光社から出版されている増補版 鉱物・岩石入門の鉱物の生成でマグマからできるのページを読んだ際、

玄武岩マグマの冷却初期にかんらん石が出来ると記載されていた。

玄武岩の構成の中にかんらん岩があるとのこと。

かんらん石も種類によっては緑色の鉱物となる。


コマチアイトとかんらん石のどちらもマグネシウムをふんだんに含んでいることなので、



どちらにしてもこの石にはマグネシウムがふんだんに含まれている事になる。

※コマチアイトは原始の岩なので、現在噴出する火山はないとされる。





これらの石はどれも鉄をふんだんに含み、

真ん中の石はそれ以上にマグネシウムを含む(はず)


この山が玄武岩質的な岩で形成されていて、

この岩は超塩基性ということで二酸化ケイ素が少ないという特徴もあるため、

※超塩基性岩はSiO2含有量42%程度

玄武岩を磨くと中は黒でした



これらのポテンシャルを含んだ土地では、

京都の大半の土地の正攻法を当てはめてはいけないのだろうなと

山や石から改めてそう感じた。


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