前回のプラスチックと紐の上に土が出来るで、
紐の上にコケが生えたという内容を記載したけれども、
タイトルにある通りの紐の上に土が出来るということは確認していない。
気になったので、
少しだけコケを剥がしてみた。
剥がしてみた写真がこちら。
茶色になっているけれども、
まだ植物としての形が残っている。
剥がしてみた方を見てみると、
やはりまだ原型を留めている。
有機物ではあるけれども土ではないな。
剥がした時に気になったのだけれども、
紐にはこれといって養分はなさそうだ。
コケは先駆者的なイメージがあるけれども、
光合成をする植物であることに変わりなく、
光合成を行うのであれば、
光合成に必要な金属が必要になる。
前回撮影した地衣類も含め、
光合成に必要な金属はどのように調達したのだろう?
コケではそれなりの量が必要になるはず。
紐に元々あったなんてことは考えにくい。
読み物
岩井 優和氏:コケの光合成に知る植物の進化 | 著者インタビュー | Nature Plants | Nature Research