カテゴリー : 光合成/page-1

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野菜の美味しさとは何だろう?ポリアミン

HiCさんによる写真ACからの写真前回の野菜の美味しさとは何だろう?オルニチンの記事で、だだちゃ豆に豊富に含まれている旨味成分であるオルニチンについて触れた。前回の内容でのオルニチンは、有害なアンモニアを尿素回路を経て、害が少ない尿素へと変わる反応の際に利用されることを見た。今回は植物体内で他にないか?ということで追加で検索してみた際に見つけた内容を紹介する。草野 友延 植物におけるポリアミン研究の現状 Regulation of Plant Gr...

 

野菜の美味しさとは何だろう?オルニチン

HiCさんによる写真ACからの写真前回の野菜の美味しさとは何だろう?GABAのことの記事で、美味しい枝豆ことだだちゃ豆の特徴の一つにGABAの多さがあった。他に目立った特徴として旨味の成分であるオルニチンも多かった。By NEUROtiker - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, Linkオルニチンといえば、ガイムさんによる写真ACからの写真シジミに多く含まれる旨味成分ということで有名だ。人がオルニチンを摂取すると...

 

野菜の美味しさとは何だろう?GABA

野菜の美味しさとは何だろう?ということを主題として、人が美味しさを感じる要素や仕組みを調べている。肥料で食味を向上させることが出来るのであれば、野菜をより多く食べる人が増え、野菜の摂取からより健康になる人が増えるのではないかと野菜の美味しさとは何だろう?食味の向上土地や栽培で味覚が向上している作物を思い浮かべてみたら、HiCさんによる写真ACからの写真山形県で栽培されているダイズ(枝豆)のだだちゃ豆が思い浮かんだ。だだちゃ豆で有名な話といえ...

 

野菜の美味しさとは何だろう?食味の向上

主に高級飲食店に出荷している方たちから食味の向上の為に施肥の主として有機質肥料の魚粉肥料(フィッシュミール)を活用しているという話題が頻繁に挙がる。この後に続く話題としては、魚粉肥料は年々入手が難しくなっていて、米ぬかボカシを作ろう!仕込んでみる!菜種油粕肥料でどこまで代替出来るのか?意見を求められるのだが、返答に悩む。なぜなら、これらの肥料が作物の食味にどのように関与しているのか?が想像つかないからだ。おそらく、魚粉はダシ...

 

野菜の美味しさとは何だろう?味覚の増強

今回も思い出話から始めよう。fuaさんによる写真ACからの写真手元に写真がないので素材サイトの写真をイメージとして載せておく。師の元で栽培を学んでいるある日の事、京都府の職員の方々にバーベキューに誘われ、師から破棄のニンジンを渡され、持参して参加した。栽培の中心にはいつも化学この時はじめて師のニンジンを炭火ではじめて焼いただけのものを食べたのだけれども、その時食べた味というのがまるで洋菓子を食べているような特徴的な甘さがありつつも、砂糖菓子にあ...

 

脂肪酸の生合成

前回のバニリルアミンの生合成の記事で、HotDogさんによる写真ACからの写真By Arrowsmaster - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, Linkトウガラシの辛さであるカプサイシンのバニリル基の方を見た。※上の図の構造式の左側のベンゼン環がバニリル基今回は脂肪酸の方を見ることにする。acworksさんによる写真ACからの写真脂肪酸というのは、By Mrgreen71 - 投稿者自身による作...

 

バニリルアミンの生合成

前回の辛さを感じるバニロイドの記事中で、By Jü - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, Linkバニリル基を持つバニロイドは人の温覚受容体に作用して、熱さを伴うような痛みの感覚を与えるという話題に触れた。これらを踏まえた上で、HotDogさんによる写真ACからの写真トウガラシの辛味の要素であるBy Arrowsmaster - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, Linkカプサイシン - Wi...

 

トウガラシの赤い色素の合成を追う

前回の記事でトウガラシの赤い色素と辛味を肥料で増量することができるか?というテーマを元にカプサンチンとカプサイシンの化学式を見た。オーガニックファームHARAさんのキャロライナ・リーパー合成経路を眺めていれば、何らかのヒントがあるかもしれないので、カプサンチンから整理してみることにする。aiiroさんによる写真ACからの写真カプサンチンというのは、パプリカの赤の色素で、パブリック・ドメイン, Linkイソプレン[CH2=C(CH...

 

アオサのグリーンタイド

石灰を海に投入するという取り組みまでの温暖化に関する記事を踏まえた上で、kazuunさんによる写真ACからの写真再び牡蠣の養殖の話題に戻そう。広島は牡蠣の養殖が盛ん昔は牡蠣養殖に人糞を使っていた!? | オイスターネットという料理人の方のブログに、噂話の域ではあるがという注釈付きで、戦前の牡蠣の養殖では人糞がまかれていたという内容が記載されている。牡蠣の養殖で人糞が使われていることが新聞に掲載されたことによって人糞の利用を止めたとありますが、その元ネタの新聞記...

 

海洋酸性化と海の生物たち

前回の海洋では窒素、リン酸や鉄が不足しているらしいという記事では、牡蠣等の養殖の際の餌となる微細藻類の繁殖において、海洋では窒素、リン酸や鉄が不足しているという内容を記載した。話は海の二酸化炭素吸収の方に移って、微細藻類が活発になれば、海面での光合成量が増え、二酸化炭素は糖の材料として固定され、海が吸収する二酸化炭素の量が増すということに繋がり、社会問題である温室効果ガスを減らすことに繋がるかもしれない。海の二酸化炭素の吸収の話題と一緒によく見かける内容として、海洋酸性化...

 

海洋では窒素、リン酸や鉄が不足しているらしい

ガイムさんによる写真ACからの写真前回の広島は牡蠣の養殖が盛んの話で牡蠣の養殖で餌としてプランクトンの話題があった。プランクトンといえば微細藻類からはじまる食物連鎖が思い浮かび、微細藻類の繁殖が重要な要因となるのが想像できる。牡蠣の養殖は海岸沿いで陸地に近いところで行われているけれども、一旦視点を海洋の方に目を向けてみる。海洋の微細藻類に関する書物をいくつも目を通してみると、必ずといって良い程記載されているのが、陸地から離れた海洋の藻類は常に窒...

 

広島は牡蠣の養殖が盛ん

広島県の倉橋島や能美島の海岸線を走っている時、能美島の海岸にいる藻類たちacworksさんによる写真ACからの写真上記のような風景をよく見かけた。ちなみに海の上に板が並んでいるように見えたのは午前10時頃所謂潮が満ちている方の状態だ。時間が経過して潮が引いている状態の時間帯も海岸線を走っていたのだけれども、その時は、kazuunさんによる写真ACからの写真こんな感じだった。板状に見えたものは全然板ではなかった。更に道路沿...

 

能美島の海岸にいる藻類たち

引き潮時の海岸の生物たちの記事で広島県の能美島の海岸で大型の緑藻と出会った。引き潮、満潮で紫外線を浴びつつ、気温の変化も激しい環境と海水中の緩やかな環境を交互に晒されており、この環境を耐えることが出来る藻類こそが緑藻であると実感した。と思いきや、少し視点をずらしてみると、なんか色の濃い大型の藻類もいた。これは紅藻か?それとも褐藻か?太陽と海と藻類たちこの図の規則に基づくと紅藻や褐藻が引き潮時に大気に晒される個所にいることはあり得...

 

引き潮時の海岸の生物たち

広島の倉橋島のトマトのグループの方向けに肥料の話をしましたの後に所用で倉橋島の隣の能美島に向かった。能美島は広島県江田島市にある島で、江田島市 - Wikipedia20万分の1日本シームレス地質図北西に一部付加体の地質があるが、倉橋島同様全体的に山陽の花崗岩からなる地質となっている。※能美島と江田島の区分の明記は割愛する海岸沿いの道路で車を停車する機会があったので、海岸に行ってみることにした。写真に写っている個所は引き潮により海面が低...

 

イネのサクラネチンはいもち病菌に対して抗菌作用を持つ

HiCさんによる写真ACからの写真苦味や渋みのタンニンまでの記事の流れからわかる通り、ポリフェノールについての興味が日に日に増している。ポリフェノールの理解が深まると、日々の食事が豊かになることはもちろんのこと、土についての理解が深まるのではないか?と期待している。ポリフェノールという難題に手を付ける為に、羊土社から出版されている基礎から学ぶ植物代謝生化学という本を購入して読み始めてみた。この本は植物が合成する様々な物質をどのような物質を経...

 

ネナシカズラの寄生の仕方

ネギ畑にネナシカズラが現れた前回、京都の亀岡の畑でネギがネナシカズラに寄生されているという報告があった旨を記載した。ネナシカズラが今後脅威となるのか、それとも被害は少ないままでいられるのか?この判断をするためにネナシカズラについて調べてみることにした。はじめに何故ネナシカズラが畑に現れたのか?を追ってみると、アメリカネナシカズラ - 外来植物図鑑のページに1970年頃に輸入穀物か緑肥用種子による非意図的な導入であると考えられているらしく、種子の寿命は長く、動物...

 

ネギ畑にネナシカズラが現れた

昨日、京都の亀岡でネギが寄生植物に寄生されているという報告があった。ネナシカズラではないか?という話題になったらしい。自分たちの知る限り、今まで京都でこのような寄生植物が畑に現れたことがなかった。何らかの環境の変化によって現れた可能性は持っておきたいということで、ネナシカズラについて調べてみることにした。ネナシカズラはヒルガオ科(もしくはネナシカズラ科)に属する寄生植物で、根と葉を捨て、茎が周辺の草に寄生し、宿主から水や養分を吸収することで生育する。 ...

 

緑の溜池でアイリスの花が咲いていた

近所の溜池でカキツバタか?和名にこだわる必要はないか…アヤメ科の何らか(アイリス)の花が咲いていた。PHPでPythonの機械学習のライブラリを利用してみるこの花が咲いている溜池はやたらと緑だけれども、緑といえばクラミドモナスのような緑藻類が増殖していて、緑藻類の緑色の色素が大量にあることを意味している。魚の養殖と鶏糞緑色の色素と言えばクロロフィルクロロフィルと言えばヘムの中心にマグネシウムが配位している。光合成の明反応-前編...

 

ミカンの果皮に含まれる色素たち

植物にとってのリン酸佐賀県のハウスみかんの産地で、バークの下にあったミカンの枝葉で赤紫の箇所があった。この色は様々な植物のリン酸欠乏で、これより少し赤みがかった色素を見たことがあるぞとリン酸欠乏周りから調べてみた。様々な植物はリン酸欠乏の時はアントシアニンを蓄積させるらしいので、上の写真の赤紫も分解中のアントシアニンなのだろうかとアントシアンのことを調べてみると事にする。色について、花弁の特集ではあるけれども、下記のページに興味深い記述があった...

 

一言で海苔と言っても種類は様々

Google検索というものは便利なもので、食材名 + 栄養素で検索をすると、このように食材あたりの栄養素の含有量の検索フォームが表示される。焼き海苔のビタミンB12の含有量は57.6μgとのこと海苔といっても紅藻、緑藻や藍藻の海苔があるため、種類の指定が出来ることも素晴らしい。真核藻類の誕生この検索を使って太陽と海と藻類たちの記事の続きを始めよう。陸上植物の作物にはほぼ含まれていないとされるビタミンB12が、海苔に豊富に含まれている...

 

ストラメノパイルの藻類たち

太陽と海と藻類たちの記事までで、酸素発生型光合成生物である紅藻と緑藻(ついでに陸上植物)まで触れた。この話題の際に藻の系統樹を挙げたわけだけれども、この図を見て一つ疑問が生じる。写真:ねこのしっぽ 小さな生物の観察記録より引用珪藻やコンブ等の褐藻は(系統樹では)どこにいる?と珪藻はガラスの殻に包まれるこの疑問に答えるには、二次共生を知る必要がある。真核藻類の誕生の記事で、黒丸を古細菌、オレンジの丸を呼吸を行う...

 

太陽と海と藻類たち

アーケプラスチダの藻類たちの記事で食材の海苔である紅藻や緑藻について触れた。紅藻や緑藻に関して、最近度々紹介している東海大学出版部の藻類30億年の自然史 藻類から見る生物進化・地球・環境 第2版にイメージしやすい説明があったので紹介しておく。まずは海と太陽光の話で、太陽から光が海に到達する時、By Gringer - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, Link可視光線 - Wikipedia可視光線の右...

 

アーケプラスチダの藻類たち

写真:高pHの土壌を好みつつ、鉄を欲するホウレンソウ一般的にイメージされる植物の葉の色といえば何故緑か?植物学の教科書にはおそらくこう記載されているだろう。By Gringer - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, Link太陽から降り注ぐ光で緑以外の波長の光を光合成で活用し、緑色は吸収せず反射させるから緑に見える。可視光線 - Wikipedia上の可視光線の図の右側の赤色あたりの波長を反射させれば、葉の色は赤みを帯びてくる。 ...

 

真核藻類の誕生

ビタミンB12のコバラミン前回までの記事で、ビタミンB12はコバルトを含む化合物で、ほとんどの作物はコバルトを必要としていないのでビタミンB12はないけれども、藻類の海苔にはビタミンB12が豊富に含まれているという内容を記載した。陸上で生息する植物にはビタミンB12がなくて、海で生息する藻類の海苔にはビタミンB12がある。海苔はどのように捉えれば良いのだろう?ビタミンB12について深く理解する探索を始めよう。高校の生物あたりで細胞内...

 

ビタミンB12のコバラミン

ビタミンB9の葉酸ホウレンソウにはビタミンB9である葉酸が豊富に含まれているという内容を以前投稿した。葉酸はビタミンB12と協働で人体で重要な合成に関与しているということも合わせて記載した。植物でも同じかと調べてみたら、植物(論文ではシロイヌナズナ)では葉酸は光合成産物からデンプンへ変換する調整をしていることを知った。植物にとっての葉酸植物にはビタミンB12は含まれいない。※現時点の情報量では植物には極少量含まれている可能性もあるではビタミンB12...

 

植物にとっての葉酸

前回の記事でホウレンソウに豊富に含まれる葉酸について触れた。ビタミンB9の葉酸人体においてビタミンB12と協働でDNAの合成に関与するということを知ったので、植物でもおそらく同じだろうと予想した。同じであればホウレンソウにビタミンB12が含まれているはずだと、ビタミンB12を含む野菜を調べてみたところ、ビタミンB12を含む野菜が見当たらない。葉酸の働きは人体と植物で異なるのか?そこで二つのことが頭に浮かんだ。一つは葉酸は乳酸菌の増殖因子として発...

 

植物にとってビタミンB6とは?の続き

前回の植物にとってビタミンB6とは?に引き続き、ビタミンB6について検索し続けたところ、下記の論文が引っかかった。Multiple roles for Vitamin B 6 in plant acclimation to UV-B | Scientific Reports 04 February 2019ディスカッションのパートにて、植物体内でのビタミンB6の働き(仮説)が整理されていたので紹介すると、ビタミンB6ことPLP(ピリドキサールリン酸)がシステインとヘムの生...

 

ブロッコリは栄養豊富

ブロッコリが食卓にあがる頻度が非常に多い我が家。目にする頻度が多いと気になってくるのが栄養だろう。ブロッコリは花が咲く直前の花菜になり、生存で最も大事な繁殖である開花のために養分を貯えているはずだから、食材としても栄養豊富となるだろう。栄養はビタミンCやビタミンEを多く含むという記述をよく見かけるが、これは今まで調べてきたものから多く含まれていることは納得できる。アーモンドはビタミンEが豊富遥か昔に植物が上陸にあたって獲得した過剰な受光対策他に見か...

 

藍藻から発見された植物の芳香族アミノ酸等の合成を阻害する糖

とあるサイトでシアノバクテリアから発見された糖にシキミ酸回路内の酵素を阻害するものがあったという論文の紹介記事があった。写真:ねこのしっぽ 小さな生物の観察記録より引用シアノバクテリアとは酸素発生型の光合成を行う細菌のことで、古い呼び名では藍藻と呼ばれている藻類?である。藍藻類のユレモはゆらゆらと動くシキミ酸回路といえば、Journal of Pesticide Science 6 〔1},February 1981 112ページより引用植...

 

ビタミンAとロドプシン

星屑から生まれた世界 - 株式会社 化学同人確か上記の本だったと思うけれども、生物の誕生から進化におけるロドプシンの誕生について記載していた。ロドプシンと言えば、人体では目で何かを見る時に活用しているタンパクだけれども、目を持たないバクテリア(やアーキア)にもロドプシンがあるという記述があった。地衣類という菌たちの巧みな生き方細菌内のロドプシンことバクテリオロドプシンというタンパク何に使われているのか?人体におけるロドプシンはオプシンと呼ば...

 

冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかないというけれど

風邪にはかぼちゃが良いとよく聞く。風邪が悪化して辛い症状が続くと、よく効くものにすがりたくなる。先週から喉の痛みと鼻水で困っていたので、ふと冒頭のフレーズを思い出し、一体かぼちゃの何が風邪に良いのだろう?と気になった。かぼちゃにはβ-カロテンをはじめ、ビタミンCやE、B1、B2、ミネラルや食物繊維が豊富に含まれている。かぼちゃの基本情報|もっと野菜を。もっと食卓に。|キユーピーβ-カロテンは一旦おいといて、ビタミンCとビタミンEは最...

 

遥か昔に植物が上陸にあたって獲得した過剰な受光対策

昨年の後半から光合成ってなんだろうな?と思うようになり、とりあえず書籍から光合成のことを読み始めた。光合成の明反応光合成からコケが気になり出した。コケはおそらく陸上に進出した最初の植物だろうからということで。コケとは何だろう?コケの前は?と意識を向けてみると、コケの前には車軸藻という緑色藻類で、その前は?と辿っていくと、太陽から注がれる光のエネルギーを活用できる藍藻類(シアノバクテリア)に行き着く。藍藻類のユレモはゆらゆらと動くその前は様々な紅色硫黄細菌等...

 

アスファルトの表面がうっすら緑

道端のアスファルトをよく見てみると、上の写真のようにアスファルトの隙間を埋めるようにコケが生えている。この撮影した場所を俯瞰して見てみると、遠くからでもうっすら分かるくらいコケが生えている。緑に見えるということは当然のことながらここで光合成が行われているわけで、アスファルト※も二酸化炭素を吸収しているのだなと、うっすらと緑色になった歩道を歩いていて思った。※厳密にはアスファルト上でのこと透き通るような緑のコケの葉関連記事魚の養殖と鶏...

 

植物が利用しやすいシリカはどこにある?

写真:ねこのしっぽ 小さな生物の観察記録より引用前回の珪藻はガラスの殻に包まれるの記事で、珪藻はどうやってケイ酸を取得しているのか?が気になったと記載した。この疑問に少し応えてくれる記事が検索に引っかかったので今回の記事ではその紹介。地球上のケイ素の循環と生物の関わり - バイオミディア 2015年 第2号によると、海洋性の珪藻に焦点を当て、被殻の材料は水溶性のケイ酸(Si[OH]4)とされ、水溶性のケイ酸は主に鉱物態シリカの風化作用によっ...

 

珪藻はガラスの殻に包まれる

先日、顕微鏡で珪藻類の死骸を見る機会があった。※琵琶湖で採取した珪藻写真:ねこのしっぽ 小さな生物の観察記録より引用珪藻というのは不思議な生物で、図:東海大学出版部 藻類30億年の自然史 藻類から見る生物進化・地球・環境 第2版 97ページより引用自身の細胞の周りを包み込むようにガラス質で出来たケースを形成する。ガラスで出来ている為、誰にも食べられずに寿命をまっとうすると内容物が溶け出し、ガラスの殻のみが残る。ガラスという非...

 

クロレラ肥料

By ja:User:NEON / User:NEON_ja - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Linkクロレラ - Wikipedia健康食品としてのクロレラまでの記事で微細藻類の緑藻のクロレラを見てきた。健康食品としてのクロレラは高タンパク(相対的に糖質が少なくなる)、微量要素をふんだんに含み、更に消化を良くする為に細胞壁を破砕していることで、逆に使い勝手の良い植物繊維の断片を豊富に含まれていると言える。前の記事では触れなかったけれど...

 

魚の養殖と鶏糞

健康食品としてのクロレラまでの記事で、微細藻類の緑藻は人の社会にとって様々な可能性を秘めているらしいというような内容を記載してきた。次は肥料といきたいところだけれども、その前にもう少し微細藻類が注目されているところを記載しておきたい。微細藻類は健康食品で注目を集めているけれども、昨今の某ベンチャー企業によって燃料としての可能性もあるという認知が広まった。そもそもの話で石油自体が微細藻類由来だという発見があった。読み物:筑波大学|TSUKUBA FRON...

 

健康食品としてのクロレラ

前回、緑藻のクロレラについて触れた。緑藻のクロレラクロレラといえば健康食品として有名で、健康食品として販売されるためには、当然その背景に培養技術の確立がある。他にも大事なことがあるのだけれども、その大事なことが応用微細藻類学−食料からエネルギーまで− | 海事・水産・交通・気象の専門書籍出版社の成山堂書店以前紹介したこの本に記載されていた。藻類とは何だろう?健康食品としてに限らず、食品の栄養として大事なことになるけれども、た...

 

緑藻のクロレラ

藍藻類が塩類集積地に植物の環境をもたらすで土壌藻を調べている時に、藍藻以外にも緑藻のクロレラもいたというものを見かけた。日本産ミドリゾウリムシ細胞内共生藻について Jpn. J. Protozool. Vol. 39, No. 2. (2006)By ja:User:NEON / User:NEON_ja - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Linkクロレラ - Wikipediaクロレラといえば、健康食品でよく見聞きするだろう。...

 

岩肌に綺麗な黄色の地衣類たち

岩肌に黄色い群衆が目立つのでマジマジと見てみた。黄色の地衣類の菌だ。自信はないけれども、黄色の地衣類はロウソクゴケと呼ぶ。ロウソクゴケから黄色いキャンドルを作ったのが名前の由来らしい。地衣類というのは、菌とシアノバクテリア(または緑藻)が共生している生物群である。地衣類という菌たちの巧みな生き方最近、藻について見ていると、藻には緑色の他に褐色藻類や黄色藻類があるので、ロウソクゴケは地衣類の定義と異なり黄色藻類と共生しているのだろうか?こ...

 

石と恐竜から学んだ沢山の知見

昨年末に星屑から生まれた世界 - 株式会社 化学同人星屑から生まれた世界という良書と出会った。石の観点から生物誕生を見るという切り口で、今でいうところの微量要素の理解が一気に進んだ。今年の春、息子が保育園で恐竜を知った。保育園にある恐竜や地球の本に夢中になり、同じクラスの子らと毎日恐竜の本を読んだらしい。この機会に合わせて、子供用の恐竜図鑑と恐竜に関する学術書を購入して、家でも一緒に恐竜の本を読むことにした。今ま...

 

藍藻類が塩類集積地に植物の環境をもたらす

写真:ねこのしっぽ 小さな生物の観察記録より引用前回、藍藻類(シアノバクテリア)のユレモは粘液物質を分泌して滑走運動を行うという内容を記載した。藍藻類のユレモはゆらゆらと動くなぜ唐突にユレモの滑走運動の紹介を行ったか?というと、ある読み物を紹介したかったからだ。その読み物というものが、土壌圏の創生とラン藻 化学と生物 Vol. 42, No. 3, 2004で毎年600万ヘクタールのペースで増え続けている耕作不可能地問題をなんとかすべく、藍藻の...

 

藍藻類のユレモはゆらゆらと動く

写真:ねこのしっぽ 小さな生物の観察記録より引用ユレモという藻がいる。ユレモというのは藍藻類の微生物で、藻ではあるがシアノバクテリアというバクテリア(細菌:原核生物)に分類されている。地衣類という菌たちの巧みな生き方窒素欠乏下で奮闘する光合成細菌たちこのユレモというのが、名前の由来にもなるらしいけれども、顕微鏡で見るとゆらゆらと動くらしい。この動くに対して東海大学出版部から出版されている藻類30億年の自然史 藻類から見る生物進化・地...

 

沈水植物が獲得した形質

前回の生活の身近にいる水草の記事で、イネという抽水植物の水草が水田で生育するために獲得した機能が、ROLバリアで根の先端に酸素を運ぶ形質だということを記載した。イネの抽水植物以外に水草は他にも3種類あると定義されていて、水草とは何だろう?植物が完全に水中で生育している沈水植物では、根でROLバリアが発達していようが、そもそも葉が水の外にいるわけではないので意味がない。沈水植物が水中で生息する上で課題だったことが何であったのか?というと、...

 

生活の身近にいる水草

水草とは何だろう?前回、水草について触れた。水草とは進化の過程において陸上への進出に成功した植物たちが、再び水の中に入れる為の機能を獲得して水辺で生育できるようになった植物群と記載した。水辺で生育とはどういうことだろう?と異端の植物「水草」を科学する|書籍案内|ベレ出版から抜粋してみる(59〜63ページ)と、・抽水植物:水上に茎や葉が突き出しているもの・浮葉植物:葉を水面に浮かべているもの・沈水植物:葉や茎がすべて水中にあるもの・浮遊植...

 

水草とは何だろう?

藻類とは何だろう?の記事の最後の方で、醒ヶ井の梅花藻バイカモや同じ高さからたくさん出てる水槽でよく飼育される水草とは何だろう?という疑問を記載した。植物名にはなんちゃら藻と記載されるけれども、これは一般にいう藻類とは違う気がすると。藻類の定義を改めて確認すると、藻類とは酸素を発生するタイプの光合成を行う生物のうち、陸上植物以外の生物の総称である。藻類 - Wikipediaこの疑問を解消すべく、一冊の本を購入して...

 

藻類の光合成産物が深いところへと沈降する

藻類とは何だろう?の続きで、今回は海での藻類の光合成について触れてみる。前回、海の表層にいる微細藻類の行う光合成、つまりは二酸化炭素の消費と有機物の生産量は、陸上の植物らに匹敵する程の量だと推定されている。藻類は海における食物連鎖の根本にあるため、海の様々な生物の餌になる。陸上の食物連鎖と異なる点として、食物連鎖時に発生する各種有機物は二酸化炭素として大気に戻るものが一部、海底へと沈降していくものも無視できない量あると推定さ...

 

藻類とは何だろう?

最近、コケ、シダや藻を見ている理由として、地球全体の二酸化炭素の収支を理解する上で光合成を把握する必要があると感じたところが非常に大きい。大気中の温室効果ガスを減らしたい透き通るような緑のコケの葉シダ植物を求め、川の上流へ光合成の明反応他にも大きな理由があるけれども、その内容は後日にして、今は触れないでおく。先日、塩類集積を起こしているハウスの中で、陸上で生きる藻である土壌藻に触れた。土壌藻に目を向けて水を頻繁に与え...

 

土壌藻に目を向けて

とあるハウスの塩類集積で生育にムラがある土壌にて、土表面にコケが生えたと表現される状態になっている個所があった。塩類集積土壌でも平然とたたずむスベリヒユ私の最近のコケの理解の取組から、栽培で慣習的に使われる「コケが生えた」のコケは、生物学的に言われるコケ植物ではなく、土壌藻と呼ばれる光合成の出来る土壌微生物であるはず。コケとは何だろう?藻類 - Wikipedia肉眼では見えないぐらい小さいものでも、デジカメのレンズを介せば見れるわけで、冒頭の...

 

大小様々なシダ植物を見て、太古の環境に思いを馳せる

シダ植物を求め、川の上流への記事でシダ植物の根元はどうなっているのか?を調べた。シダはリグニン質のような塊の先端から葉を伸ばし、ある程度葉柄にリグニンを溜め込んだら枯れ葉を落とし、中心部の褐色の塊の体積を増やしているのだろう。前回の記事の最後にシダ植物の茎の話題に触れたけれども、実際に茎を見ていないので一旦保留とする。シダ植物の理解を進めたことで、今まで訪れた場所の内容の理解を進めることが出来る。どの個所のものかと言えば、三...


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