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カテゴリー : 緑肥/page-2

神奈川県相模原市の養鶏場、株式会社コトブキ園では高品質な鶏糞堆肥の製造を行っています
コトブキ園の鶏糞堆肥の取り組み
電子書籍の販売をはじめました
 

シデロフォアから見る鉄不足に陥るところ

先日の土壌微生物とケイ素の記事でシデロフォアについて触れたけれども、この時表記したリンク先にとある文章があった。その文章を抜粋すると、/****************************************************************/一般的に土壌中の鉄濃度は植物成長の要求量以上であるが、石灰質土壌の場合にはその高いpHにより鉄が不溶性の水酸化鉄となり、植物の鉄不足が現れる。/*********************************

 

植物はカルシウムを使って体を丈夫にする

二酸化炭素濃縮後の有機酸は光合成以外でも使用されるか?植物の体が硬く直立するためには、各細胞毎に細胞壁と呼ばれる構造を持っていて、細胞壁はセルロース、ヘミセルロース、ペクチンとリグニンが必要とされる。リグニン合成と関与する多くの金属たちセルロースというのは、光合成産物であるグルコースがβ1-6結合と呼ばれる方法で繋がった多糖となる。糖の万能性ヘミセルロースというのは、セルロースと異なり、ヘミセルロースという名前の物質はなく、キシログルカン、キシラン、

 

グラスエンドファイトと天敵でヨトウの被害を減らせるか?

グラスエンドファイトのアルカロイドに頼りたいの続きイネ科植物と共生する菌でグラスエンドファイトというものがあり、グラスエンドファイトが合成するアルカロイドには、植食性の昆虫に対して致死性、もしくは食害抑制がある。この効果をヨトウの被害の対策に出来ないか?と調べていたところ、エンドファイト活性のあるイネ科の緑肥のタネが既に販売されていることを知った。芝・緑化・緑肥 | 品種検索 | ペレニアルライグラス | アフィニティ - タキイ種苗今回はこの続きヨト

 

グラスエンドファイトのアルカロイドに頼りたい

グラスエンドファイトとヨトウの記事で、共立出版 基礎から学べる菌類生態学という本で、グラスエンドファイトに感染されているホソムギをヨトウの幼虫に餌として与えたところ、非感染植物を与えた場合に比べて成長が著しく抑制された。という内容が記載されていたことを紹介した。この話題を挙げた背景として、/**********************************************/今年はヨトウの被害がひどかったという方が多かった。ヨトウというのは

 

畑作の間に稲作をかますということ

土作りをせずに強い肥料で無理くり栽培までもっていたとか、作物の旬を考慮しない栽培が終わった後や、過度な連作の後は客土で川砂を入れる意義再び次作は畑作ではなく水田をかませという話をよく聞く。畑作の連作で土壌の酸化が進んで排水性等が向上していたかもしれないけれども、それらのメリットを犠牲にしてでも水田をやるべきだと言う。メリットは大きく3つで1つ目は残留した強い生理的酸性肥料を水田に水を入出することで濃度を下げること生理的酸性肥料って何?速効性の窒素分とし

 

風よけとしての緑肥

近所でソルガム(ソルゴー、モロコシ)で四方囲っている畑を見かける。ソルガムと言えば栽培終了後の土壌の団粒構造の形成が最も多いとされる緑肥で、緑肥を使いこなす前に支柱根は株を浮かせる程強靭な根強靭な根によってしっかりと根付き、この根付きによって地上部の背丈も高くなる。背丈が高いことに合わせ、C4型光合成を行うので、CO2の固定量も非常に多いのが特徴である。C4型光合成の二酸化炭素濃縮更に酸性土壌にも強く、残留肥料も貪欲に吸収するか

 

イネ科緑肥の効果、再考の再考

良い土にはふんだんに酸素が入るもの前回の記事で、良い土にふんだんに酸素が入るのは、良い土によって発根量が増えた草の根から酸素が漏れることに因るものではないか?という内容を記載した。仮にこの内容が正しいとすると、マルチムギが劣化土壌に果敢に挑む京都市内の某法人で様々な良い効果をもたらしたネギの通路でのマルチムギの緑肥が、土壌中の酸素の面でも素晴らしい効果を発揮しているように見えてくる。先に今までの良い結果が下記の記事に記載されているので、そちらを読ん

 

良い土にはふんだんに酸素が入るもの

前々から疑問に思っていたことがある。良さは矛盾の中にあるフカフカの栽培にとって良い土になって、土の中に酸素が行き渡るということがあるけれども、拡散のみで酸素が土の中に行き渡るのだろうか?ということ。良い土は植物の根も土壌中の微生物も活発になるため、土全体の酸素の消費量は増える。このような条件下で土壌中に十分な酸素が行き渡るのだろうか?この疑問を一気に解決させてくれるのが、先日話題に挙げたROLだった。植物の根への酸素の運搬とROLバリア湿性

 

続・栽培と畜産の未来のために補足

前回の続・栽培と畜産の未来のためにの続きで、家畜糞 + 木質系の有機物 + イネ科緑肥で本来償却されるべき資源を有効活用することで、焼却処分する有機物の量を減らしつつ、生産性を高めるような流れが出来たら良いなと記載した。この話、大事なことを忘れている。それは、緑肥を栽培するような土壌は、連作等や施肥設計で無茶をした土壌であることが多いため、カリ不足になっていることが多い。あそこの畑がカリ不足カリ不足なら家畜糞にふんだんに含まれている

 

続・栽培と畜産の未来のために

結構前に栽培と畜産の未来のためにという記事で、畜産から発生する産業廃棄物である家畜糞は、栽培直線の土作りには利用せず、家畜糞施用 → イネ科の緑肥をかます → 栽培という手順を踏んで、家畜糞の効果を可能な限り高める為に、秀品率の関係ない緑肥に吸わせて、しかも有用な形にして鋤き込んで、次作以降の栽培を楽にすべきで、あわよくば、研修生を受け入れるような方が緑肥を栽培して、研修生にその畑を引き継ぐという流れが理想的ではないか?という内容を記載した。先日の

 

イネ科とマメ科の緑肥の混播

ハウスミカンの木の下には腐朽菌がいないのか?の最後で師と播種した緑肥のことを思い出したと記載した。今回の話は写真が無いのだけれども、前に某所で切り開いた際の土砂を畑に大量に入れたことで秀品率が激減してしまったところがあって、その畑での栽培は諦め、半年間全面緑肥にしたところがあった。その時に選んだ緑肥というのが、エンバクと(アルサイ)クローバの混播だった。アルサイクローバというのは、シロクローバとアカクローバのちょうど中間あたりのクロ

 

イネ科緑肥の効果、再考

マルチムギが劣化土壌に果敢に挑む昨日の記事で、ネギの周年栽培において、土地不足で畑を休ませられるタイミングがないので、ネギの畝の間に緑肥のマルチムギを育ててみたら、予想以上の結果となったという報告があったと記載した。この記事からなぜマルチムギがこんなにもハマったのか?という話題になったのでまとめてみることにした。はじめに緑肥を使用する前の背景だけれども、局所的ひび割れ、植物にとって過酷な領域もともとは露地で上の写真のようにひび割

 

マルチムギが劣化土壌に果敢に挑む

京都農販が関与している畑で、スギナが覆い尽くして栽培の難易度が上がりすぎていたところがある。諸事上によりその畑は休ませる事ができないため、通路にマルチムギを育てて土をクリーニングすることを目的とした栽培をして頂いたところ、目に見える成果が出始めた。この話の詳細を記載すると、年間の収穫目標が高いことにより畑を休ませることができず、局所的ひび割れ、植物にとって過酷な領域速効性の肥料で無理やり栽培を余儀なくされていた土壌で、連作 + 速効性の肥料の無茶な栽培によ

 

酸性土壌で生きる植物たち

諸々を端折るけど、GABAの事を調べていたら、ALMTというアルミニウムによって活性化するリンゴ酸輸送体というものに行き着いた。グルタミン酸を前駆体とするGABAALMTについては岡山大学の植物成長制御グループのサイトの研究内容で読みやすい形でまとめてあるので読んでみると、研究内容 - 植物成長制御グループ - 岡山大学 資源植物科学研究所世界中の耕地の大体半分が酸性土壌であり、日本での酸性土壌は黒ボク土に当たる。※写真 : 研究内容 - 植物成長制御グループ - 岡山大学

 

緑肥を活用する意義

先日緑肥のことが話題に挙がった。栽培後に草は勝手に生えてくるから、それを育てれば良いのでは?と土壌の余剰な養分は緑肥に吸わせろ今まで何度か緑肥を活用したことがある身からの意見だとそれは否で、栽培後に後から勝手に生えてくる草を活用できるのは、土壌がそれなりの段階に入ってからだった。とりあえず、イネを一例にしてみて、伝統的なレンゲ米を挙げてみると、老朽化水田は冬場の対応次第レンゲ米というのは、稲作が終わった後にレンゲというマメ科の植物を育て

 

余分な養分は緑肥に吸わせろ。石灰過多の場合

余分な養分は緑肥に吸わせろ。リン過剰の場合までで、土壌分析の結果で高ECやリン酸過多は緑肥に吸収させ、すき込んで土に還すと団粒構造の成分として安定して、過多による悪影響は減るだろうという予想が出来た。今まで話題に挙げたもの以外で過多になりやすいものとして、炭酸石灰(リン酸石灰も含む)と硫酸石灰があるけれども、これらはどうだろう?老朽化水田は文字通り泥沼緑肥は密集させることにより効果を発揮する上、根がしっかりと生えるものを選択するので、作中や休耕の時よりも高密度で根が入

 

余分な養分は緑肥に吸わせろ。リン過剰の場合

前回までのあらすじ土壌分析の結果である値が極端に高い場合、それを緑肥をかますことで改善を試みるとして、緑肥に過剰な養分を吸わせて、その緑肥をすき込むと、結果的に過剰な養分は土に還ってしまうのはないか?それに対して、吸収された養分が体内でどのように変化し、それが土壌の鉱物と接することでどのようになるのか?そのような視点で見ると、高EC(硝酸態窒素が多い)の場合は団粒構造の一部となるんだろうな。というところまでが前回の話余分な養分は緑肥に吸わせろ。高ECの場合今回はリ

 

余分な養分は緑肥に吸わせろ。高ECの場合

前回のあらすじ土壌分析で特定の値が過剰であった場合、一作休んで緑肥をかますことによって緑肥に過剰な養分を吸わせたとする。その緑肥をすき込んだら、過剰な養分は土に還って結局同じではないか?という話題が挙がった。結果は違っていて、何故違うのか?を丁寧に考えていこう。土壌の余剰な養分は緑肥に吸わせろ続・もう、牛糞で土作りなんて止めようよ今回はECが吹っ切れている場合を考えたい。ECが高くなる要因は速効性の水溶性の肥料分を多用した場合で、ハウス内で家畜糞堆肥で土作りを行

 

土壌の余剰な養分は緑肥に吸わせろ

緑肥の話をしていたら、下記のような話題が挙がった。緑肥を使いこなす例えば、続・もう、牛糞で土作りなんて止めようよ土壌分析である値が極端に高かったとする。その分析結果に対して栽培と畜産の未来のために補足一作分、緑肥をかまして、緑肥に余剰分の養分を吸わせて、その緑肥をすき込んだら、結果吸わせた養分がそのまま土に入ってしまって、ほぼ結果は変わらないのではないか?と。しかし、予想に反して、土のコンディションは緑肥をかますことで確実に良くなっ

 

鳥取の砂丘未熟土での栽培

ちょうど9年前私はある人に付き添い、島根県のベビーリーフの栽培者のところに行く時、道中の鳥取で神奈川育ち、京都在住の身では信じられない光景を見た。それは、※らっきょう畑海岸の砂地みたいなところで栽培が成立しているということ。当時、何か工夫をしていないか?と一緒にいた人とここの地域を周り、畑で作業をしている方から色々と聞いたものだ。栽培している方から話を聞きに行くために移動している最中、ある作物がやたらと育てられていることにも気が付い

 

栽培と畜産の未来のために補足

栽培と畜産の未来のために2前回の内容を読んだという前提でいきなり補足どの家畜の排泄物に問わず、家畜は穀物の飼料を食べる。穀物の中には貯蔵性リン酸があって、家畜糞堆肥で土作りを行うと、続・もう、牛糞で土作りなんて止めようよEC値の他にリン酸の数値も極端に高くなる。貯蔵性リン酸ということだけあって、貯蔵性が高く土壌でもなかなか分解されにくい。つまりは、家畜糞 → 緑肥で家畜糞のデメリットを回避しつつ土作りをしたとしても、EC値は問題なくできたとし

 

栽培と畜産の未来のために2

栽培と畜産の未来のためにで家畜糞堆肥で土作りを行うためには、家畜糞堆肥はデメリットの方が大きいので、そのデメリットを逆に利用するためにイネ科の緑肥をかます。という話を記載した。この話だけど、続きで社会的なことも書いていこうかと思う。日本の栽培と畜産では、肥料飼料共に大半を輸入に頼っている(らしい)。※業者の方に聞いた話であって、自身で輸入を行っているわけではないのでらしいをつけておく。日本企業の工場から発生する食品加工の残渣である有機物肥料でさえ、

 

栽培と畜産の未来のために

畜産の糞詰り問題から栽培側への影響までの記事で畜産で発生する家畜糞は処理が大変で、処理にはお金がかかるし、保管するにもお金がかかる上、保管自体がそもそも大変で、家畜糞を溜める、もしくは処理するだけで畜産にとっての負担となる。家畜糞は堆肥化することが推奨されているが、土壌のアルミニウムが腐植を守るまでの記事と、もう、牛糞で土作りなんて止めようよの記事で、家畜糞堆肥には土作りの効果が高くないどころか障害が発生しやすい上、土壌に蓄積される有機物モデルから見ても家畜糞堆肥は効率的ではない。

 

秋桜と書いてコスモス

フリー写真素材ぱくたそコスモス、秋桜と書いてコスモスで、明治の頃に日本に入ってきたから、こんな感じの雅な漢字が当てられたのだろう。桜は花弁5枚で、コスモスは5枚よりも多いから、そもそも桜から程遠くね?って思うけど、命名した人はそういう形態のことは気にしなかったのだろうね。この時期になると、水田でコスモスが育てられている風景をよく見る。こんな感じで満開にしてしまったら、おそらく景観以外で狙っている効果は半減しているけどね&h

 

植物と土壌微生物は互いに助け合う

前回のアブラナ科作物の葉の上でイモムシはミイラになって死んでいたは一旦おいといて、比較的古くからある学説に下記の様なものがある。植物は土壌の微生物に光合成産物である糖やアミノ酸を渡す代わりに、土壌の微生物は植物に有用な有機化合物を与えると土壌微生物の中で枯草菌の仲間には、何故か植物ホルモンのオーキシンみたいな物質を合成するものがいるらしく、植物が糖やアミノ酸を与えるとその細菌がオーキシンを与えるという話がある。この話がすごく面白いのは、植物が元気である程、細菌は植物から

 

夏といえばヒマワリの下で起こっている土壌の変化

畑でヒマワリを育てているところをよく見かける。株数や花の大きさから飼料用や採油用ではないだろう。おそらく、景観兼緑肥用だろうね。緑肥を使いこなす前にヒマワリは緑肥として優れた特徴がある(らしい)。それは土壌に蓄積した吸収できない形状のリン酸を、吸収できる形状のリン酸に変えて次作につなげることができる。続・もう、牛糞で土作りなんて止めようよで記載した通り、リン酸を意識的に与えなくても、有機質肥料や家畜糞にたくさん含まれているか

 

クローバのことは河川敷で学べ

緑肥としてクローバを採用するとなんかいいことがあると聞いて、種カタログを見てみると、クローバに何種類もあって何を選べばわからない。ということが多々あるみたいです。赤クローバ、白クローバ、アルサイクローバ、クリムソンクローバカタログに説明文があるけれど、それだけではイメージしにくいなと。そんな時は自転車に乗って、河川敷を走ってみよう!何かヒントがあるはず。早速あった。赤クローバと白クローバが自生していた。しかも

 

川は緑肥の使い方のヒントも教えてくれる

前にも書いたけど、河川敷にあるあのこんもりした草が気になる。まだ2月のはじめで寒いのに、あんなにも大きくなれるなんてな。河川敷の刈草を見たら、より一層寒さを感じてしまうこの草はたぶんアブラナなんだけど、遠くから見た写真で分かるように、周りが川で地下水までの深さが浅い。更に周りは土ではなく石だ。そんなところで、このアブラナたちはこんなにも大きくなれるなんてな。そういえば、農文協の緑肥

 

冬季の緑肥だとネキリムシが越冬するってよ

こんな話を聞いたことがある。栽培していないところには緑肥を冬場に育つことができる緑肥のエンバクを育てると、春の作付けでネキリムシの被害が気持ち多かった様な気がすると。おそらく、エンバクの根元でネキリムシが快適に越冬するのだろうなと。前回の話で、寒起こしで土を引き締める冬場に耕せば、越冬している幼虫の数が減るらしい。しかしだよ、耕すという行為を行うとそれなりの代償があるもので、最初はとりあえず空気に当てとけ

 

収穫後に現れるすごいやつ、シロザ

タデ科の草の活躍タデ科の草が生えているところは、土を休ませる上で有効かもしれないという内容を記載した。有効であると仮定した上で、シュウ酸を根から放出する植物、特に緑肥であったらうれしいな。ということで、根からシュウ酸を分泌関連の記事を探してみたら、国立研究開発法人 農業環境技術研究所のサイトの土壌リンの再生利用のための植物種の探索という記事があった。その記事には根から分泌されたシュウ酸量のグラフがあった。このグラフの下の方が根から分泌されたシュウ酸

 

クローバの根の周りで何か起こってる

緑肥のヘアリーベッチの底力で緑肥のヘアリーベッチを栽培中のレタスの近くで育てたら、レタスの生育が抑えられちゃったよ。という内容を記載した。クローバにも同じような抑制効果があるらしく、マメ科の緑肥は混植では使えないなということになりつつある。※クローバもマメ科それは一旦置いといて、まだ土と化していない木質資材のところにいたクローバが面白いことになっていたことがあったので、今回はその話をしたいと思う。未熟な木質資材のところで繁茂していたシロクローバ。

 

緑肥のヘアリーベッチの底力

もうずいぶんと前の話になるが、栽培の勉強をしている時に、栽培の師※にあたる人が倉庫にあったベッチのタネを蒔いてみるかと、肥料と一緒にばら撒いた。※プロフィールのSlideShareにある資料に記載されていますベッチというのは、マメ科の緑肥と窒素固定マメ科の緑肥で、春になったらよく見られるカラスノエンドウを大きくしたものだとイメージの緑肥この緑肥が育っている時、不思議な現象に遭遇したんだ。それは、これから春になるというのに、ベッチ以外の草が全然生えて

 

殺作用があるといわれるマリーゴールド

マメ科緑肥の話は置いといて、緑肥として注目されているものでマリーゴールドがある。マリーゴールド - Wikipediaマリーゴールド?牧草ではないよね?という感じにはなるけど、マリーゴールドは草が育つことで土を肥やすという理由ではなく、マリーゴールドを植えることによって周辺の病害虫が減るという効果に目を付けて採用する方が多いらしい。そうだよね。マリーゴールドは草丈30cmぐらいと有機物をたくさん鋤き込めるというわけで

 

マメ科の緑肥と窒素固定

緑肥を使いこなす前にでイネ科のソルゴーを栽培した後の土壌は格段に良くなっているという内容を記載した。だったら、常にソルゴーを育てていればいいんじゃね?という話になる。ソルゴーは夏の緑肥なので、冬はソルゴーみたいな特徴のエンバクを採用すれば良いし、イネ科以外の緑肥はなんであるの?なんてことは一度は思ったことがあるはず。現に、緑肥を利用する場合に何を選べばよいのかわからないという話をよく聞く。マメ科の緑肥をよく目にする。緑肥は牧草なのでクローバあたりもよく播かれ

 

緑肥を使いこなす前に

緑肥を使いこなすの最後で、有機物投入以外の価値をみていこうと記載したが、その前に見ておきたいものがあるので、それを優先して投稿することにする。その大事な話というのが、単子葉と双子葉の根の違いで、そもそも論の単子葉というのが、最初に出てくる葉(子葉)の枚数が一枚で、双子葉というのが、最初に出てくる葉(子葉)の枚数が2枚のもの。単子葉の作物といえば、イネやムギ、ネギあたりで、双子葉の作物はそれら以外の大子葉の枚数以外でも異なる点が非常に多い

 

緑肥を使いこなす

イネ科の草や、ネギやタマネギのようなユリ科の植物が育っていた場所で、草を抜いてみると土が柔らかくなっている。草抜きをしていると、土の塊の箇所を太い根が貫通していて、この土の塊を強く握ってみると、簡単にボロボロと崩れ落ちる。崩れる時になぜか湿っ気を感じられ、これが俗に言う団粒構造になるのだろうな。俗に言う良い土とは?根の強い植物をしっかりと育てれば、堆肥を突っ込んだ土作りをしなくても土が良くなるならば、それにあやかりた

 

栽培していないところには緑肥を

コスモスの時期である。なぜか畑地や水田であったところで、コスモスが咲き乱れているということが時々ある。コスモスは食用じゃないのに、畑地で咲き乱れているんだよね。花農家に転身したの?と言えばそうではないし…コスモスが一通り咲いたら、刈り倒し鋤き込んでまた栽培を開始する。ちなみに刈り倒し鋤き込むというのが、こんな感じで育った植物を刈り倒し、(この写真は草を刈り倒して、乾燥してから耕起している)


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