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カテゴリー : 高槻

 

米の食味検査の結果が過去最高になったという連絡があった

新米を頂いた。新米を頂いた経緯は私の指導で今年の米の食味検査で結果が過去最高になったとのことで受け取って欲しいという連絡があった。上記では栽培指導をしたことになっているが実際のところは栽培の指導はしていなくて、高槻の原生協コミュニティルームでレンゲ米栽培の観測の報告会を行いましたの記事で記載している報告会に参加した方が事例を自発的に取り入れた事で食味が向上したようだ。上記の報告会は、自身の稲作の知見の整理の為に自発的に開催したもので、こうすれば食味が良くなるといった内容は一切...

 

高槻の摂津峡付近でアレチウリを見かけた

河川敷にいたグリーンモンスターことマメ科のクズの上に薄い緑の葉の草が覆おうとしていた。この葉、このトゲトゲの果実はウリ科のアレチウリか?大阪北部に引っ越してからはじめて見かけた。アレチウリといえば、周辺の農地や生態系に悪影響を与える草として、発見次第速やかに除去すべき草として扱われている。アレチウリ - Wikipedia冒頭の写真では、アレチウリがクズを覆う面積が少ない為、おそらくまだここにたどり着いたばかりなのだろう。今除去すれば広...

 

今年もシイの木の開花の時期がやってきた

天気が良いので、近所の山の方に目を向けてみると、林冠と呼んで良いのだろうか?山の高い位置で黄色くこんもりした箇所がある。おそらくこれはシイの木の花だ。今の時期はたくさんの草木が花を咲かしてくれるので、植物名を調べて勉強するのにもってこいの季節だ。今の時期にシイの木が何処に生えているのか?を把握しておこう。シイの木といえば、スダジイの尾状花序の上をハナバチが歩くの記事で書いたけれども、ミツバチを含むハナバチにとって花蜜と花粉が多い...

 

高槻米の米粉「清水っ粉」からできた米粉めんを頂いた

昨年同様、高槻の原の生協で物理性の改善 + レンゲ栽培 + 中干し無しの稲作の検討会を行いまして、その際に、高槻の原生協コミュニティルームでレンゲ米栽培の観測の報告会を行いました大阪産(もん)に認定されている高槻「清水っ粉」でできた米粉めんを頂いた。大阪産(もん)名品の会高槻清水地域産ブランド米粉 「清水っ粉」試食した感想は、うどんのような歯ごたえが有りつつ、そうめんのような滑らかな舌触りで、米のような甘みがほんのり残っていて、新たな麺料理とい...

 

今年も観測していたレンゲ米栽培の田が無事に収穫を迎えたそうです

物理性の向上 + レンゲ栽培 + 中干しなしの稲作の新たに生じた課題までの記事で観測していた田の収穫が無事終了したという報告があったので行ってみた。株が傾いていたので、肥料の効きすぎで株が弱体化したのでは?と不安になったが、収穫機がうまく動作しない箇所があったとのことで、株は硬く穂重があったということなのだろう。今年は穂の形成期の気温が低かったため、中干しなしという選択で低温障害や穂いもちが助長される懸念事項があったけれども、黒ずんだ籾から...

 

ピンク色のキリギリスを見つけたよ

大阪府高槻市にある摂津峡公園に子供らと虫採りに行ったら、長男がピンクのキリギリス?を捕まえた。ここで気になったのが、この昆虫のピンク色の色素は何だ?ということ。とりあえず、今まで知り得た内容を整理することにしよう。キリギリスの色は緑色と褐色がある。バッタの基本的な色は緑色で、緑色は葉緑体の代謝産物に因るものであるはず。褐色の方は、環境ストレスを感じた時に合成されるメラニンという色素で基礎の緑色を上塗りするように合成する。褐色のバッタこれらの話を踏まえた上で...

 

高槻の摂津峡で見かけた珍しいシダ

大阪府高槻市の摂津峡は街から近いにも関わらず、地形や植物を学ぶ上での教材がたくさんある。羽片を意識すれば、シダ植物も全然違って見えてくるまでの記事で、シダに興味を持った際に摂津峡に行ってみたら、たくさんのシダがあって、1時間程歩くだけれでも、相当の目利きの練習ができた。そんな中、シダか迷う形状の葉があった。矢印で示した箇所に特徴的な形質がある。矢印の箇所までで軸の付け根の裂片の発生の向き(右か左か?)がかわる。この形質を頼りにして山と渓...

 

土作りを意識したレンゲ米栽培の田の田起こし

昨年、周辺の田がウンカの被害で収量が激減している中、無農薬で最後まで収量が減らなかった田を管理している方から、田起こししたという連絡があったので早速行ってみた。観測していたレンゲ米栽培の田が無事に収穫を迎えたそうです連絡があった方はレンゲ米栽培をされている方で、レンゲが咲き乱れている中急いで耕起したそうだ。この田で昨年と異なることは、・レンゲの種まき前に土壌改良材のベントナイトや黒糖肥料を施肥した・レンゲの鋤込み時期を前倒しした※できれば、開花前に鋤き込め...

 

初春の緑地の林縁の木々たち

大阪府高槻市にある芥川緑地の端。ここの写真は以前も何度か話題に挙げた事がある。落葉性の木の下の常緑性の木冬の写真とか。この場所は注目していて、ブナ科の落葉樹(おそらくアベマキ)と常緑樹(おそらくアラカシ)の棲み分けが一目瞭然で、森林を学ぶ上で良質な教材になると思っている。ブナ科の系統を見る再び冬の写真と比べることで、アラカシを囲うようにアベマキが展開していて、光の競合でアラカシが負けているように見えるが、実は負けておらず棲み分けをしている事がよくわかる。 ...

 

SOY CMSのブログとOpenStreetMapで地図アプリを作ろう

OpenStreetMap + Leafletで二つのマーカーを設置するまでの記事で、OpenStreetMap + Leafletで複数マーカーを設置する地図を出力できたので、SOY CMSのブログで地図アプリを作ろう1の記事から始まるSOY CMSでGoogle Mapsの出力をOpenStreetMapでリプレイスしてみることにする。はじめにSOY CMSの記事で緯度経度情報を持てるように、カスタムフィールドアドバンスドかカスタムサーチフィールドで緯度経度のフィール...

 

OpenStreetMap + Leafletで二つのマーカーを設置する

OpenStreetMap + Leafletで設置したマーカーにクリックのイベントを追加したの記事で、地図上に配置したマーカーにクリックイベントを設けた。今回は地図上にもう一つマーカーを設置してみることにする。前回の記事のマーカーの設置に関する箇所のコードをピックアップしてみる。var feature = {"type" : "Feature","properties" : {"name" : "摂津峡","url" : "h...

 

OpenStreetMap + Leafletで設置したマーカーにクリックのイベントを追加した

前回のOpenStreetMap + Leafletを試してみたの記事に引き続き、OpenStreetMapについてを書く。前回の記事では、自身のサイトにOpenStreetMapの地図を出力し、任意の箇所にマーカーを設置した。今回は、マーカーをクリックしたら、任意のページ、例えば、該当する箇所のGoogle Mapsの詳細ページ等に遷移する動作を追加してみる。最初に前回作成したコードを記載しておく。!DOCTYPE htmlhtmlheadmeta ...

 

OpenStreetMap + Leafletを試してみた

当サイトのりょうことつよしの食べ歩きマップというページをGoogleのMaps JavaScript APIからOpenStreetMapを利用するように作り替えてみた。Overview  |  Maps JavaScript API  |  Google DevelopersOpenStreetMapOpenStreetMapは自由に利用でき、なおかつ編集機能のある世界地図を作る共同作業プロジェクトで、自身のサイトに出力する際に、GoogleのMaps JavaScript...

 

雑木林に一本のサザンカ

高槻の芥川緑地にて、雑木林内を歩ける場所でちょうど光が差し込む場所に低木で開花している木を見かけた。緑地の林縁の木々たちおそらくサザンカだろうなと。シイ林の林床にて改めて冒頭の写真を見ると、写真右上から光が差込、右側の方が枝が茂っているように見え、茂りに合わせて花の数も多いように見える。※木の左側の花は幹の近くに多いような…確かサザンカの花には鳥が集まるイメージがあるので、雑木林の上から見たら、ぽっかりとあいた隙間に花がたくさんあるように見えるのかな?...

 

本山寺の枕状溶岩の上を歩いて土を見る

前回のアカガシのドングリを探しに本山寺への記事で高槻の本山寺へ行った旨を記載した。高槻の本山寺といえば、枕状溶岩と出会いに高槻の本山寺へ2の記事で記載したように大体の箇所が砂岩頁岩互層だけれども、局所的に海底火山跡があり、粘性の低い枕状溶岩(玄武岩)で構成されている。この枕状溶岩の露頭が大変興味深くて、足元には非常に栽培しやすそうに見える黒ボク土のような黒い土が堆積している。※砂岩頁岩互層の下に堆積している土については枕状溶岩と出会いに...

 

アカガシのドングリを探しに本山寺へ

名古屋大学出版会から出版されている広木詔三著 森林の系統生態学 -ブナ科を中心ににアカガシとツクバネガシが標高によって棲み分けをしているという内容が記載されていた。詳細は標高500m付近で高い方にアカガシ、低い方にツクバネガシが棲み分けているというものだった。標高を視野に入れて、新たなドングリのなる木を探しに行くことにした。先日、あくあぴあ芥川にて、標高約520mのところにある高槻の本山寺にスギ林とカシ林があることを知った。本山寺といえば、枕状溶岩と出会いに高槻の...

 

ハニワ工場公園で出会った新たなドングリの木

コナラのように見えるけれども、このドングリは一体何だ?に引き続き、ドングリを探す。ドングリは神社仏閣や古墳等の遺跡を探すと良いと何処かで見た。好都合な事に私が住んでいる大阪府高槻市は今城塚古墳を筆頭に素晴らしい史跡がたくさんあるため、ドングリ探しとしても良質な地域であると言っても過言ではない。というわけで、ハニワ工場公園に行ってきた。ハニワ工場公園/高槻市ホームページハニワが並んでいる道を通って、公園の奥に向かうと、足元に見慣れ...

 

高槻の古木、八阪神社のツブラジイ

若山神社のシイ林の記事に引き続き、シイの木探し。シイの木は神社の御神木として祀られているといった事があるらしいので、大阪の高槻の神社を探してみたところ、高槻北部の原地区にある八阪神社の境内に高槻の古木としてツブラジイがあった。若山神社でみたシイの木と比べると激しく選定されて、枝が短い状態となっていた。この木は長い間原地区に根付いて、様々な事を経験したのだろうなと、幹を見て感じた。八阪神社/高槻市ホームページ

 

高槻の原生協コミュニティルームでレンゲ米栽培の観測の報告会を行いました

高槻の原生協コミュニティルームでレンゲ米栽培を通して得られた知見の報告会を行いました。この報告会の背景には、知人の紹介で知り合った方がレンゲ米をされていて、その方が田植え前のレンゲ以外全て隣の田の方の栽培を真似ているという観測の好条件が整っているという幸運に恵まれ、しかもその田が毎日通っている道沿いという更に観測の条件が整ったという奇跡的な環境であったという事がありました。観測していたレンゲ米栽培の田が無事に収穫を迎えたそうです作中、レンゲ米栽培の田の方で不安になるような生育が何...

 

観測していたレンゲ米栽培の田が無事に収穫を迎えたそうです

田植えから定期的に観測していたイネが無事に収穫を迎えたそうだ。驚くべきことに写真に写っている田は今年のウンカの当たり年で周辺も相当の被害を受けている中、殺虫剤を使用せずに収穫までこぎつけたそうだ。高槻某所の水田で坪枯れを見た更に驚くべきことに、すぐ近くにあるもう一つの田では殺虫剤を使用したにも関わらず、ウンカの被害があったそうだ。水稲害虫の天敵のことすぐ近くといえど環境条件は異なるので一概に言えないが、一作を通して見てきたものには多大な価値があることは間違いない。...

 

レンゲ米の水田に集まる昆虫たち

高槻の清水地区のレンゲ米の水田の田起こしの記事で、レンゲ米をされている方の田を見た。この田はいつも通っている道にあるので、通る度に経過を見ている。先日、この田で入水して田植えをしていたので、水の濁り具合やプランクトンの増殖具合を見ていた。春の入水後に緑藻が繁茂した周辺には田がいくつもあるので、大きく目立っていた違いが、おそらく動物性プランクトンだろうけれども、茶色いもやが一気に広がったこととその後の浮草の発生で、浮草の上にハエが集まっていた。浮...

 

マメ科の黄色い花が鈴なりで開花している

初春にサクラやツツジが咲いた後、夏から秋に向けて咲く花が少なくなるのでは?という話題があってから、移動中は意識的に花を見るようにしていた。高槻の原から京都の亀岡方面への移動中、ところどころで、鈴なりの黄色い花が目に付いた。葉を見ると小葉が丸葉で羽状に偶数で配置しているので、偶数羽状複葉でおそらくマメ科の低木だ。小葉が集まって複葉この植物は何だろう?と望遠のカメラを介して見てみると、私のイメージにあるマメ科の花とは異なり、花弁...

 

高槻の清水地区のレンゲ米の水田の田起こし

水田の冬季にレンゲを育てるという伝統的な稲作に注目している。住んでいる高槻市の北部で、自転車等で走っていると所々で田植え前にレンゲを育てているところを見かける。レンゲは養蜂において主要蜜源の一種である為、ミツバチ問題を解決できる一手になることは間違いなくて、ミツバチ問題は農林業の根本になるので、連鎖的に良くなるかもしれない。ミツバチ問題と稲作高槻市清水地域産米粉の清水っ粉の記事で紹介した米粉を製造している方の水田では、米の品質向上の為に水田の冬季にレンゲを...

 

高槻の米粉 「清水っ粉」で米粉パン(小麦入り)を作ってみた(リベンジ編)

こんにちは~!嫁の亮子です。前回、米粉パン失敗したので、早くリベンジしたいと思いながら、1週間以上経ってしまいました。ところで、バターってまだ品薄なんですね!近くの某スーパーで買おうと思っていったらバター一つもありません・・・さて、前回パンが膨らまなくて失敗だったので、今回は、膨らませるためにちゃんと砂糖入れましたよ~砂糖以外の材料はこちら。強力粉と「清水っ粉」の割合は前回と同じ分量、強力粉180g、清水っ粉150gでいきます。そこに砂糖を15g、バター20g、塩1g...

 

高槻の米粉 「清水っ粉」で米粉パン(小麦入り)を作ってみた(失敗編)

こんにちは!齋藤の嫁の亮子です。今回は、清水っ粉を使ってホームベーカリーで米粉パンに挑戦してみます。我が家で愛用しているホームベーカリーはHITACHIのHELTHY CHEF MRO-RBK5000https://kadenfan.hitachi.co.jp/range/lineup/mro-rbk5000/レンジの中にパン焼き機をセットするタイプです。ホームベーカリーの置き場所をとらなくて助かるし、レシピ通りに材料セットしたら美味しい食パンが簡単に焼けます。レ...

 

米粉のアミノ酸スコアが高い

米の美味しさは水の綺麗さというけれど話は米粉に戻って、再度米粉の特徴を整理してみる。米粉は小麦粉と比べてアミノ酸スコアが高く、油の吸収率が低いとされる。高槻市清水地域産米粉の清水っ粉米粉と小麦粉の話題で頻繁に挙がるのが、小麦粉のアレルゲンになり得るグルテンというタンパクがある。タンパクが少なくて、アミノ酸スコアが高い。この2つの内容を見て、米の栽培の歴史を思い出した。米の育種について、売る覚えだけれども、食味の向上の為にタンパク質の含有量を減ら...

 

縄文海進と大阪層群から闘鶏山古墳を考えてみる

前回の闘鶏野神社と闘鶏山古墳の記事で高槻にある闘鶏山古墳に徳島の阿波の青石があったという報告があることを紹介した。高槻という徳島から離れていて、更に大阪の中でも海から離れているところなのになんで?という疑問が残る。阿波の青石を海路で運搬したとしても高槻は遠すぎる。ここで2つのことが頭に浮かんだので、今回はその話。NHKのブラタモリという番組と以前投稿した佐賀平野は元々海だったかもしれないの記事で話題に触れた縄文海進という用語がある。縄文時代には今よりも海抜が高...

 

清水っ粉を使って料理してみた

こんにちは。齋藤の嫁の亮子です。先日頂いた高槻の米粉「清水っ粉」を使ってみました!高槻市清水地域産米粉の清水っ粉まずは、こちら!見た目は、グロテスクな色になってしまったけど、ブルーベリー入りのホットケーキです。いつもお菓子用の米粉を使って作っていましたが、同じような感じで清水っ粉で料理してみました。材料は、「清水っ粉」、冷凍ブルーベリー、砂糖、ベーキングパウダーです。いつもは入れる卵は入れ忘れました。なので、少し色が悪いです。毅さん、一口食べて、「...

 

闘鶏野神社と闘鶏山古墳

大阪府高槻市の氷室にある闘鶏野神社(つげのじんじゃと読む)に行ってきた。この神社は不思議で、鳥居をくぐった後、そこそこの段数の階段を登ると、※写真は階段を登った後に後ろを振り向いて撮影名神高速道路の上を歩き、境内に到着する。神社の外に立てかけてある看板を読むと、/**************************************************************************/闘鶏野神社は、...

 

高槻城跡で緑色の岩が朽ちるのを見る

大阪府高槻市の阪急高槻市駅から南に数分歩いたところに城跡公園という場所がある。以前この場所に建っていた城にはキリシタン大名で有名な高山右近がいたそうだ。高山右近 - Wikipedia城跡公園/高槻市ホームページ公園にはたくさんの滑り台等の遊具施設があり、子どもたちで賑わっていた。池もあり、亀、鯉や鳩がいて、池自体も子どもたちにとっては楽しいようだ。この公園を歩いていて気になったことがある。堂々と岩の先端にいるなと気になってこの鳩を撮影した...

 

摂津峡で緑の石探し

米の美味しさは水の綺麗さというけれどの記事で米の美味しさは田に引いてくる水の質によるもので、その質は上流の山の岩の種類によって決まっているはずだと記載し、前回の記事では記載しなかったけれども、上流にかんらん石(または変成した蛇紋石)か緑泥石があることが重要であるとアタリを付けている。植物はどのようにしてシリカを吸収するか?蛇紋石という名の粘土鉱物緑泥石という名の粘土鉱物これらの物質で共通しているのが、比較的水に溶け出しやすいマグネシウムと水溶性のケイ酸になる。...

 

高槻市清水地域産米粉の清水っ粉

ひょんな御縁で高槻の清水地区で穫れた米で米粉を作っている方と知り合った。高槻市清水地域産米粉「清水っ粉」|株式会社 高谷この米粉は高谷ベーカリーの高槻産の米の米粉ロールの記事で紹介した高槻土産の米粉パンに使われている。米粉というのは、古米や規格外の米を集めて粉状にして販売するらしいが、清水っ粉は規格品の米を粉状にしている。この米粉で作ったパンはグルテンというお腹にどしっとくるようなものが小麦粉と比較して少量(低グルテン)なので、小麦のパンよりも食感の重...

 

高槻の芥川にあった赤い石は何だろう?

最近、我が家では綺麗な石や不思議な石を探してくるのが流行っている。休みの日の前日にどこに行くかを決め、そこでどのような石があるかを予想する。摂津峡の巨岩を盾にして近所に摂津峡がある。例えばここでは、現地には花崗岩とホルンフェルスがあって、上流には砂岩、泥岩、チャート、石灰岩や緑色岩があることがわかっている。摂津峡のホルンフェルス高槻の原大橋付近のメランジュ枕状溶岩の空隙にはゼオライトが充填されているそんな中で息子が赤くて表面がザラザ...

 

摂津峡の巨岩を盾にして

高槻にある摂津峡公園には摂津峡という渓谷があり、そこには巨岩がたくさんある。摂津峡公園/高槻市ホームページ川沿いの歩道の対岸にある山が花崗岩質の岩石であるため、花崗岩マグマが冷えた際の熱により形成されたホルンフェルスが観察出来る場所ということで、美しい景色以外でも見どころいっぱいの場所となっている。摂津峡のホルンフェルス巨岩の間を縫うように川は流れている為、巨岩の下には砂が堆積している。砂が堆積しているところをなんとなく眺めていたら、水際のところの緑色...

 

地衣類のいる場所

高槻の摂津峡通りの横にある農道にて、水田の横を流れる用水路の壁に地衣類の何かが増殖をしていた。地衣類は成長が遅いらしいので、定着をはじめてからそこそこの月日は経過したのだろう。前回の桜の幹には地衣体がたくさんの記事で、桜の幹には地衣体がたくさんあるイメージと記載したけれども、よくよく考えてみると果たしてそうだったかな?と疑問になった。京都に居た頃で近所にあった桜の名所を思い出してみると、地衣類がたくさんいる桜の木の幹のイメージが...

 

桜の幹には地衣体がたくさん

高槻の摂津峡のところにある桜広場にて。摂津峡公園(桜広場) | 高槻市営バス桜の幹に地衣類がびっしりと付いている。桜の幹には地衣類がびっしり付いているイメージがあるけれども、桜には地衣類が付きやすいといったことはあるのかな?地衣類という菌たちの巧みな生き方それは一旦置いといて根元ではところどころ地衣類が浮き始めているところがあって、地衣体がぽろっと落ちているところもある。とりあえず、この地衣体が土の形成に関係しているかもしれ...

 

高槻の原生協コミュニティルームで緑肥の話をしました

大阪府高槻市の原地区にある生協さんのコミュニティルームで緑肥の話をしました。今回の話のきっかけは発起人の方が地域の方から引き継いだハウスが塩類集積によって秀品率が低下していた土で、直近でどのような対策をすれば良いか悩んでいたということが背景にあり、緑肥の活用事例も踏まえて、たくさんある緑肥の中からどのように選択したか?の知見を知りたいということで依頼がありました。植物ホルモンから再び牛糞堆肥による土作りの価値を問う昨今の農業の人手不足は畑の酷使による土壌劣化から秀品率が低下して、...

 

緑泥石から土の形成を考える

緑泥石という名の粘土鉱物の記事で、2:1型の粘土鉱物と2:1:1型粘土鉱物の緑泥石という粘土鉱物について触れた。※左が一般的な2:1型の粘土鉱物で右がMg緑泥石2:1型粘土鉱物は粘土鉱物系の肥料でも頻繁に目にする重要な要因であるのは間違いなくて、土というものを捉える為には緑泥石もおそらく重要であるはずだ。これからの内容は、朝倉書店 白水晴雄著 粘土鉱物学 -粘土科学の基礎- 新装版の内容を参考にして記載する。膨張性2:1型鉱物や緑泥石が風化した時に形成されると...

 

緑泥石という名の粘土鉱物

兵庫県の竹野海岸付近で観察したグリーンタフである緑色凝灰岩、山陰海岸ジオパークの竹野町田久日のグリーンタフ徳島でよく見かけた(おそらく)緑色片岩(緑泥石片岩)や徳島の名水の江川の湧水高槻の本山寺付近で見かけた緑色岩の主成分に緑泥石(クロライト)という鉱物があるらしいが、この緑泥石は2:1:1型の粘土鉱物として扱われている。枕状溶岩と出会いに高槻の本山寺へ3粘土鉱物が出来る場所、続成作用2:1:1型と似たような名称で2:1型があるが、2:1型...

 

高谷ベーカリーの高槻産の米の米粉ロール

パンの美味しそうな見た目と香りの記事まででパンについて見ている。そもそもの話で何故パンを見ているのか?といえば、ブルーチーズの成分に脂肪酸のラウリン酸が多くて、ブルーチーズ用のアオカビの培養をフランスパンで行っていたからだった。ブルーチーズ用のアオカビの増殖はパンを利用するパン作りには原料となる小麦のグルテンが重要であることを再認識した後、最近よく見かける米粉パンは実は工学的なドラマがあることを知った。100%米粉パンドラマを知ったら食べてみたくなるのが人の性というも...

 

りょうこ先生のなるほどお野菜第1回-種編-

昨日、安満遺跡公園で子供向けの種のイベントさせて頂きました。その名も「りょうこ先生のなるほどお野菜第1回-種編-」最初に、種あてクイズ。さすがこういうのに興味ある子が集まりますね~みんなよく知ってる。種あてクイズでひとしきり盛り上がった後、今度は実際に種を並べて手作りカードを種の容器の上に置いてもらいます。オカヒジキとか難しい種入れたから、これはわからないよね~答え合わせの後、似た仲間の種探し。ウリ科とナス科、アブラナ科を紹介。花が咲いた後の実の付...

 

オーガニックファームHARAさんのキャロライナ・リーパー

高槻の原で栽培から加工まで行っているオーガニックファームHARAさんの七味唐辛子を頂きました。世界一辛いトウガラシの品種と言われるキャロライナ・リーパーを原料としており、ひと粒食べても非常に辛い七味トウガラシでした。キャロライナ・リーパー - WikipediaオーガニックファームHARAさんと話をしていて、肥料で赤みや辛味を増やすことは出来ないかと肥培管理を試行錯誤しているとのことでした。ここでふと思ったのが、パブリック・ドメイン, Link...

 

ネナシカズラはイネ科に寄生できるのか?

ネナシカズラの寄生の仕方前回までのネナシカズラの記事で、記事の最後にネナシカズラはイネ科の草に寄生できるのだろうか?という内容を記載したところ、記事を読んだ方からメッセージがありました。そのメッセージに記載されていた内容を整理しますと、昨年の10月頃(ちょうど大型台風が過ぎた後)に大阪府高槻市の鵜殿の葭原(うどののよしはら)でネナシカズラを発見したそうです。鵜殿のヨシ原 - Wikipedia地名にある葦(ヨシ)というのは、PIKO☆さんに...

 

高槻のアルカリ性温泉と美味しい唐揚げ

※摂津峡の北側にある白滝大阪府高槻市にある摂津峡の南側を更に少し歩いたところに摂津峡のホルンフェルス美人湯 祥風苑という天然温泉がある。美人湯 祥風苑へようこそ1999年にアルカリ性純重曹泉が自噴したそうだ。重曹の含有量が温泉法で定める濃度の倍以上あるとのことで、ヌルっとした感じの温泉となっている。温泉と言えば断層。高槻といえば有馬-高槻断層帯に位置している。有馬-高槻断層帯 - Wikipedia自噴した年から...

 

摂津峡のホルンフェルス

前回の高槻の原大橋付近のメランジュに引き続き、大阪市立自然史博物館が刊行しているミニガイド No.25 大阪の地質 見どころガイドを元に高槻探索を続ける。ミニガイドNo.25「大阪の地質 見どころガイド」 - 大阪市立自然史博物館友の会ネットショップ今回は、再び摂津峡で、ガイドには下記のように記載されている。/******************************************************/川に沿って散策路が...

 

高槻の原大橋付近のメランジュ

大阪に引っ越してきたので、河原の砂利上で植物たちは住み分ける大阪市立自然史博物館が刊行しているミニガイド No.25 大阪の地質 見どころガイドという本を購入した。ミニガイドNo.25「大阪の地質 見どころガイド」 - 大阪市立自然史博物館友の会ネットショップ読んでみると、今住んでいる場所からバスで乗り継ぎなしで行ける個所が3個所もあるではないか!というわけで早速行ってみることにした。JR高槻駅北から53系の原大橋行きのバスに乗車し...

 

河原の砂利上で植物たちは住み分ける

昨月末に京都から大阪に引っ越して、摂津峡の近所に住むことになった。再び高槻の摂津峡に目を向けてみると摂津峡という名称であるため、摂津峡 - Wikipediaここには岩がゴロゴロとした川がある。撮影した箇所はそろそろ渓谷を抜けるところで、このように砂利が堆積した箇所もところどころにある。川は様々なことを教えてくれる。砂利が堆積したところは、所々に草が生えているわけだけれども、...

 

高槻樫田温泉が来週で休館になるので行ってきた

昨晩、来週に休館してしまう温泉に行ってきた。休館する理由が今年(2018年)の大型台風(21号)で多大な被害を受けたことが原因だそうだ。平成30年台風第21号 - Wikipedia温泉でしかも建物は無事のように見えて、なぜ台風の被害で休館なのか?というと、高槻樫田温泉は大阪森林組合の施設で、木材の伐採時に発生する伐採材を木質バイオマス燃料「ペレット」にして、そのペレットを燃焼させて鉱泉を温めるというしていた。高槻樫田温泉 - Wikipedia少しでも環境に良い...

 

枕状溶岩と出会いに高槻の本山寺へ4

枕状溶岩と出会いに高槻の本山寺へ3前回までのあらすじ京都と大阪の県境にある本山寺周辺で、海底火山によって生成された枕状溶岩があるというドキュメントを発見したため、先週末に本山寺(ポンポン山)に行ってみた。ドキュメントに記載されていた地図を元に枕状溶岩の露頭箇所に行ってみたら、そこには緑色になった溶岩があったとさ。きっとこういうところから、農業や工業で利用する粘土鉱物を採掘するのだろうなと。これらの知識は後々客土の土をどこから運んでくるか?の...

 

枕状溶岩と出会いに高槻の本山寺へ3

前回、京都と大阪の県境にある本山寺周辺で海底火山により生成された枕状溶岩と、枕状溶岩が風化して出来た土を見た。風化してできた土は真っ黒な土をしていた。枕状溶岩と出会いに高槻の本山寺へ2本山寺周辺では地質の観察ポイントが大きく分けて4箇所あるので、露頭紹介 -西山,川久保渓谷中流に見られる緑色岩周辺-より引用 一部改変本山寺から少し離れて、川久保渓谷というところに向かってみた。地図の真ん中辺りのヘアピンカーブより右側に...


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