昨年、周辺の田がウンカの被害で収量が激減している中、無農薬で最後まで収量が減らなかった田を管理している方から、田起こししたという連絡があったので早速行ってみた。
連絡があった方はレンゲ米栽培をされている方で、レンゲが咲き乱れている中急いで耕起したそうだ。
この田で昨年と異なることは、
・レンゲの種まき前に土壌改良材のベントナイトや黒糖肥料を施肥した
・レンゲの鋤込み時期を前倒しした
※できれば、開花前に鋤き込めれば良かったが、諸事情により出来なかったらしい。
前者の方は有機物の増加と土壌への定着を目的とし、後者の方は亜鉛を含む微量要素の欠乏を避ける為に行う。
開花させることが前提のレンゲを栽培する時に注意すべきこと再び
これら二つの目的が組み合わさる事によって、病気や虫の食害を減らす事に繋がる。
前置きはここまでにしておいて、田起こし後の様子を見てみる。
田起こし中に雨が降ったそうで、少々こねてしまったようだけれども、
降雨中の耕起を加味しても、細かい土の塊が形成され、管理しやすそうな土表面となっていた。
今年はレンゲの背丈が例年よりも高くなっていたらしいので、土壌に投入された有機物量は多いはず。
地下部の根の発根状況はわからないが、それを踏まえても有機物量は増えたはずで、これらの有機物が土に馴染むという観点からも、レンゲの鋤込み時期をはやめた事は吉となると予想している。
昨年同様、管理コストが少なく、収量が少ない稲作を行えるだろうか?
今年も引き続き、田の様子を観測してみることにする。
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