森の一角にある幾分前に朽ちた木の跡
腐植もだいぶ進み、
おそらくそろそろ地上から姿を消すのではないだろうか。
この木、
今はこんなにも小さいけれど、
生きている頃はさぞ大きな木であったのだろうと想像できる。
きっと、
この下に立派な根が張り巡っていたのではないだろうかと。
この木が完全に消えたとき、
地下を張り巡った根も消えるわけで、
その箇所には膨大なフェノール性化合物の腐植が残るのだろう。
想像でしかないけど、
1m以上深く根付いただろうから、
1mよりも深い箇所に腐植がたんまりということだってあるはずだ。
こうやって森は深く厚く腐植の層ができたのだろうな。
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