オシロイバナらしき花が咲いているのを見かけた。
全体的にピンク色の花が咲いているのだけれども、左上辺りで
黄色い花を見かけた。
ふとオシロイバナの花は濃い色をしているけれども、色素は何だろう?と気になった。
検索をしてみると、ベタレインという色素であることがわかった。
ピンクの花が
※植物色素ベタレイン-分布,生合成および生理機能 謎に包まれた多機能性植物色素 - 化学と生物 Vol. 55, No. 9, 2017
ベタシアニンと呼ばれる赤系の色素が主で、
黄色の花が
※植物色素ベタレイン-分布,生合成および生理機能 謎に包まれた多機能性植物色素 - 化学と生物 Vol. 55, No. 9, 2017
ベタキサンチンと呼ばれる黄色系の色素が主であるらしく、これらの色素の発現差によって様々な色の花が形成されるそうだ。
差であれば、どちらの色素も発現しなければ、
白の花弁になるし、部分的に発現の差があれば、
こんな感じに模様になる。
オシロイバナは今まであまり注目していなかったけれども、花の色に注目していくことにしよう。