前回のナメクジとカタツムリの記事で、野菜の栽培で被害をもたらすナメクジを理解するために、共通の祖先をもつカタツムリを理解しようという流れになった。
ナメクジとカタツムリで大きく異なるのが、殻の有無なので、殻について見てみる。
最初はWikipediaから読み込むと得られることが多いので、今回もそうしてみる。
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上記の図はカタツムリの身体の模式図なのだけれども、肺(3)や胃(20)といった重要な臓器が殻の方にある。
ナメクジはカタツムリと共通の祖先をもち、殻をなくす方向に進化したのであれば、ナメクジとカタツムリで臓器の位置が異なることになる。
ナメクジは殻をなくす進化の過程で、重要な臓器を殻から腹足に徐々に移行していったのだろうなと想像した。