コリンとは何だろう?の記事でコリンの働きについて見た。
コリンはアメリカではビタミン様物質として扱われているらしく、ビタミンの様だと言われるぐらいで人体にとって非常に重要な栄養素だった。
このコリンだけれども、
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化学組成が窒素を中心にメチル基がたくさん付いている不思議な形をしているけれども、生物体内でどの箇所由来の物質なのだろう?ということが気になった。
というわけで、改めて大久保剛 - コリン化合物の重要性と運動機能への影響 - オレオサイエンス 第20巻第4号(2020)を読んでみることにした。
コリンは
※写真は健康的に生きる上でカロテノイドが大事だから蓄積するのだろうから
※写真はダイズに含まれるフェリチン鉄から
卵黄やダイズに多く含まれているホスファチジルコリン(レチシン)等の形態で存在している。
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ホスファチジルコリンの化学組成を眺めてみると、リン脂質の形状をしている。
リン脂質といえば、細胞膜の脂質二重層を真っ先に思い浮かべる。
他になにかあるか?と検索をしてみたら、
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リン脂質がホスホリパーゼA2などの酵素によって分解されて生じるホスファチジン酸やリゾホスファチジン酸、あるいはアラキドン酸などの各種脂肪酸は、シグナル伝達において重要な役割を担っていることが明らかにされつつある
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と記載されていた。
コリンはアセチルコリンの合成以外にも重要な役割がたくさんあるみたいだ。