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チョコレートの香り再び2までの記事でチョコレートの香り成分について触れていて、まだまだありそうなので、今回はその続き。


チョコレートの香り成分を調べていたら、


2-Methylfuran


メチルフランという化合物名が目に付いた。

このメチルフランというものがチョコレートを特徴付ける香りであるそうだ。

2-メチルフラン - Wikipedia


このメチルフランはどのように合成されるのか?が気になるので調べてみたら、アミノ酸と還元糖によるメイラード反応、炭水化物やアミノ酸の熱分解、アスコルビン酸やカロテノイド、不飽和脂肪酸の酸化など、様々な前駆体から、様々な経路で生成されるらしいが、生成経路はよくわかっていないそうだ。

フラン及びフラン化合物とは:農林水産省


構造を眺める限りだけれども、右側の五角形の上の酸素(O)の反応性が高そうで、摂取後に体内の何らかの化合物と反応しそうで、それ故良い香りとして認識するのだろう。

ただ、先程のリンク先の内容を読む限り、反応性があるが故に発がん性の恐れもあり、大量に摂取はすべきでないそうだ。


一体どんな香りがするのだろうね。


この内容を読んで、学部生の頃に体に悪いが良い香りのDEPC(ジエチルピロカーボネート)を扱う時に最新の注意を払った事を思い出した。


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