チョコレートの香り再び5までの記事でチョコレートの香り化合物について触れてきた。
ただただ化合物名を挙げているだけなのだけれども、香りという不思議な世界の入口に立てている感を感じている。
というわけで、今回も引き続き、チョコレートの香りの化合物について。
残るはアルデヒド類とアルコール類になるのだけれども、アルコール類は既に話題に挙がっていたりする。
今回はアルデヒド類を見ていく。
香り化合物とアルデヒドで検索をしてみたら、
イソバレルアルデヒドという化合物名にたどり着いた。
アルデヒドといえば、アルコールが酸化して生成されるものであり、イソバレルアルデヒドはイソアミルアルコールが酸化したものであるそうだ。
チョコレートの香り再び4でイソアミルアルコールは酢酸と反応し、酢酸イソアミルという香り化合物になるわけで、香りにはカルボン酸、アルコールとアルデヒドが重要であることが薄っすらとではあるが見えてきた。
チョコレートで得られた香りに関する知見を元に、香りを楽しむ嗜好品を改めて見ていったら、興味深い内容にたどり着くかもしれないな。