

マリーゴールドとテルチオフェンの記事で、マリーゴールドの根圏からテルチオフェンという化合物が分泌されていて、それが殺虫剤のような働きをするという内容を記載した。
テルチオフェンがどんな作用になるのだろうと気になったので検索をしてみたら、Alpha-terthienyl (A novel marigold derivative): An overview on nematicidal potential - Plant Science Today, ISSN 2348-1900 (online)という報告にたどり着いた。
概要に目を通してみると、テルチオフェンに光を照射したら、一重項酸素(1O2)という活性酸素が発生するそうだ。
詳しい話は今の知識レベルでは捉えきれていないが、一重項酸素は非ラジカル型の活性酸素として扱われていて、比較的寿命が長い活性酸素になるそうだ。
土壌中で一重項酸素が発生すれば、それが強力な殺菌性を発揮するのだろうねと思いたくなるが、マリーゴールドの根圏に光が届くかな?という疑問が生じる。
光が届かなかったとしたら一重項酸素は発生しないことになるわけで、それでもセンチュウ等に殺虫性の作用があるとするならば別の作用機序があると考えられる。
テルチオフェンで光毒性の他の作用があるか検索してみたが見当たらず。
生成AIのGeminiに質問をしてみたら、テルチオフェンは二価鉄と反応してラジカル型の活性酸素(ヒドロキシラジカル:・OH等)という返答だった。
テルチオフェンは鉄から得られた電子を速やかに酸素に渡すといったことができるのかな?
硫黄を含んだ化合物の理解を深めたいところだ。



