日本でのナシの栽培はいつから始まったのか?の記事で日本でのナシの栽培の歴史は長いことを記載した。

この先は無理やりな展開になるが、


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ナシとリンゴが非常に近い果実だとすると、ナシが西回りで渡来し、リンゴが東回りで渡来したと言える。

であれば、カンキツでいうところの清見タンゴールのような東回りのカンキツと西回りのカンキツが交配した品種はナシとリンゴの間にあるのだろうか?という疑問が生じるところだが、その話題は一旦触れないでおく。

清見タンゴール


とりあえず今回はナシとリンゴの違いについて見ていく。

はじめにナシとリンゴの栄養価についての比較に関する内容が記載されているものを探してみると、農林水産省が発行しているFACT BOOK 果実と健康の6ページに可食部200gあたり栄養成分の表に記載があった。


ビタミン等の栄養価はナシとリンゴで大体同じなのだけれども、下記の栄養価について特徴があった

・ナシではビタミンAがない

・ナシはカリウムと葉酸が多い

・ナシは食物繊維が少ない


ビタミンAといえばカロテノイドになるわけで、ナシの果皮や果肉の色がビタミンAと何か関係があるのか?という疑問が生じた。

光を認識するロドプシンについて見てみる

リンゴの果皮の赤色は何の色素か?


リンゴといえばリンゴポリフェノールがあるが、これは話が長くなるため、今回は触れないでおく。


-続く-