いつも観測している中干し無しの田で水を入れていた。
中干しをしないという方針にすると、猛暑突入時期に水管理を意識しなければならないのは大変だ。
ただ、一昨年からの観測から、年々きつくなるであろう猛暑日対策に対して有効である可能性は高いので、猛暑日の入水の作業の重要性が増してくると予想している。
今年最大の出来事は物理性の改善 + レンゲ + 中干しなしの稲作によるインパクトを感じたこと
ただ、田に水を引いている用水路の方を見てみると、
水位が低くなっていて、田に入る水もちょろちょろ程度になっている。
この地域では少し上流で中干しをしない人らが増えているらしく、今回の撮影日でも近隣で3枚の田が水を入れていた。
これを見て思ったのだけれども、猛暑日対策として地域全体で中干し無しの稲作が広まってしまった場合、猛暑による干ばつが深刻化も合わさってしまったら、栽培が大変になってしまう。
そのためにも今の内から継続的な水資源の利用を意識した上流域の管理をしておくべきなのだろうな。
とりあえず、水が欲しい時に得られないという問題の回避の為に、田の土の物理性は可能な限り高めておきたい。