農薬を使う必要がない野菜こそが健康に繋がるはずの記事までで香りに関することを見てきたけれども、黄色い色素のケルセチンに戻って再び色に戻る。

最近注目しているものにカロテノイドとフラボノイドがある。きっかけは色々あるけれども、



コトブキ園さんから恵壽卵を頂きましたの記事で、卵の黄身の鮮やかな色はカロテノイドに因るものということが再び気になったのが大きい。

自然派の方々で卵の黄身の鮮やかさが人工的で嫌だという意見を時々見聞きするけれども、鮮やかさは餌の種類に因るもので、平飼い卵でも餌によって鮮やかな黄身になることがあるそうだ。


ということはこれは人工的というわけではなく、親が子へ獲得した有益なものを贈っている事に繋がるわけで、カロテノイドには非常に素晴らしい価値があることになる。




カロテノイドとフラボノイドは常に太陽光に含まれる紫外線にさらされ続けている章物が獲得した抗酸化物質であるわけで、人体が摂取すると植物が獲得したこれらの偉大な物質の効果を得ることができる。

遥か昔に植物が上陸にあたって獲得した過剰な受光対策


高市真一 ―基礎科学から医学・医療を見る― カロテノイドとヒト - 日医大医会誌 2012; 8(4)を読むと、カロテノイドのことを、

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免疫に関わる好中球やマクロファージにおいて,カロテノイドは細胞膜の保護と殺菌後の活性酸素やフリーラジカルの消去に関わっている

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※上記の266ページより抜粋

と記載されている。


カロテノイドがウィルスに感染した後に重症化する症状の緩和に直結していることが可能性が非常に高いことを意味している。

ウィルスによる感染症に対して我々は正しく恐れる程の知見があるか?


となると次に気になるのが、作物の栽培でカロテノイドを増やすにはどうすれば良いか?ではないだろうか。

増加の仕組みを知る時は、減少の仕組みを見ればヒントがあり、減少の方を知る為に良い方法がある。


それは農薬の作用機構を調べることで、今回であれば除草剤だろうか。

除草剤でカロテノイドの合成を抑制するものを調べてみたら、PDS阻害剤があった。


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