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萩は群れた方が良さそうだ


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前回、ハギは単体よりも群れた方が花が見事に見えるということを記載した。


その時に、群れた方が見事であるならば、結実したらそのまま落下した方がハギにとって幸せではないのか?と書いたけど、


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ハギのタネって動物の毛や衣類にくっつきやすいひっつき虫なんだよね。


となると、


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単体の株の場合は、さやが動物にぶつかりやすいけど、次の季節にタネが分散されては見事にならない。


逆に


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こういうところだと、おそらく大半の株は何かにひっつくことなくそのまま落下することになるだろう。


せっかく背丈があるのだから、綿毛やプロペラの付いた実の方が良いのではないか?と思うのだけれども、互いの株にぶつかりあって、飛んでどこかにいくというのはパフォーマンスを発揮しないか?


さやが炸裂する形であれば、いい感じに散ることができるけど、ひっつき虫になるように進化したということには何か意味があるんだろうなと。