灰色の軽石の記事で沖縄県の国頭村(くにがみそん)の海岸に漂着した軽石について触れた。
この軽石は福徳岡ノ場というところで噴火した際にできたものであるらしいが、福徳岡ノ場という場所が何処にあるのか気になったので、検索をしてみることにした。
福徳岡ノ場は伊豆諸島のはるか南にある島々で、この地域には粗面安山岩質の海底火山があるそうだ。
国頭村に漂着した軽石は2021年に福徳岡ノ場にある海底火山が噴火したもの由来であるそうで、その時の噴火はケイ酸を豊富に含んだ粘り気の多い熔岩質の噴出のプリニー式噴火であったそうだ。
国頭村に漂着した軽石は思ったよりも遠くの火山で噴火したものだった。
軽石を網羅的に把握していこうとすると、海流の知識等も必要になってくるのだなと。
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