アキアカネのオスは何故赤い?の記事の文中で紹介したアキアカネの色素について研究している方のことを調べていたら、第23回 赤トンボはなぜ赤い?動物で初めて見つかった驚きのメカニズム - 産総研マガジンにたどり着いた。
内容は前回の記事で紹介した研究報告と同じで、読みやすいように編集されている。
この内容で目を引いたのが、戦前に赤トンボが漢方薬として扱われていたということ。
前回の内容で赤い色素のキサントマチンは通常は酸化型のオレンジ色であるが、還元されると赤色になると記載したが、還元剤はビタミンCのようなものなので、トンボの漢方は風邪薬として効果があることになる。
ウィルスによる感染症に対して我々は正しく恐れる程の知見があるか?
意外なところから生活に役立つ知見の蓄積に繋がるのは面白い。