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前回のアブラムシが排出する甘露にネオニコチノイドの記事で、アブラムシの尻から排出される甘露にネオニコチノイドが含まれていたという内容を記載した。

アブラムシと聞いて真先に頭に浮かぶ事として、


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草生栽培は課題を明確化するかもしれないの記事で記載した牛糞を入れ過ぎたであろう箇所にアブラムシが集まるということ。

上記の記事ではあくまでヒアリング程度の確認だけれども、実は同様の内容を師のハウス栽培で実際に見たことがある。

トリコデルマと聞いて思い出す師の言葉


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牛糞で土作りをすると作物に食害昆虫が寄り付きやすくなる。

要因は硝酸態窒素の吸収量の増加かもしれないし、重要な金属要素の吸収阻害かもしれないし、病原性の糸状菌が活性化するかもしれないし。

植物ホルモンから再び牛糞堆肥による土作りの価値を問う

牛糞で土作りをした時の弊害をまとめてみると

土壌中の糸状菌が植物に対して病原菌となるか共生菌となるか?は施肥次第


作物に食害昆虫が集まってきたら当然殺虫剤を散布するだろう。

その殺虫剤がアブラムシに溜め込まれて、アブラムシを介してミツバチ等の益虫に深刻な悪影響を与えている可能性があるなんて誰が想像できただろうか?


昨今の社会情勢から日本の食糧事情が如何に脆弱かを痛感するの記事で記載した通り、家畜糞は有機質肥料として捉えれば強力な一手となるため、土作りは植物性の有機物を主体にして、追肥で家畜糞を利用するようにシフトすれば、栽培に取り巻く諸々の問題の大半はきっと解決するだろう。

尿素の代替として鶏糞を使用する際の注意点


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