前に米ぬかボカシを作ろう!仕込んでみる!という記事で米ぬかボカシの仕込みの動画を投稿しました。


が!

動画の音声が悪いということで意味不明な誹謗中傷コメントがたくさんありました。

※内容があまりにもひどいものは削除しました。


というわけで、改めて動画を撮影してみました。

前回問題だった音声に関しては下記の記事の内容で対応しています。

FFmpegとAudacityで動画の音声の調整に挑戦!


前回同様、これから紹介するボカシの配合は、

私の栽培の師である青木伸一さんが試行錯誤で最適化した構成を参考にしています。

雪に埋もれた畑を見て思い出す師の言葉


米ぬかボカシは肥効だけでなく、

生物学の教材としても秀逸なので、

動画と合わせて丁寧に説明します。





今回のボカシの構成は


有機質肥料としての米ぬか


・米ぬか

デンプン質を多く含み、リンとミネラルも豊富です。

脂肪も多いです。



・ナタネ油粕

タンパク質を多く含むのと、

アブラナ科作物を育てるにあたって重要なホウ素をたくさん含んでいる他、

米ぬか同様各種ミネラルが豊富です。

肥料成分としての窒素(N)



・苦土石灰

米ぬかで不足しているカルシウムの供給源と、

反応中のpHの安定化を図ります。


有機石灰を選ぶ方が多いですが、

下記の理由より有機石灰よりも苦土石灰の方が価値があると考えているので、苦土石灰を選びました。

アサリの味噌汁を飲んだら、貝殻が残った

苦灰石と苦土石灰


他に



今回も前回同様落ち葉を入れることにしました。

本来ならば、自身の畑で最も良い箇所の土をもってくると言われています。

最も良い箇所の土着菌に米ぬかの発酵を行ってもらうからと考えられています。


今回は、これからの環境なので、

落ち葉にいる土着菌に発酵を行ってもらうことにします。


更に今回は落ち葉の土着菌に米ぬかの発酵を行えない菌がいないかもしれないということを考慮して、



糠漬けを購入して、



糠漬けの糠の部分を集めて、これも混ぜています。

糠漬けの糠には米ぬかを発酵することができる菌群が(殺菌消毒をされていない限り)確実にいます。

乳酸菌の活性に迫る




以上の成分を

米ぬか : 油粕 : 石灰が4 : 1 : 1になるように混ぜ、

これらの全量の1/10の水を用意します。


この時用意する水は、

1/10量よりも多くなってはいけません。


少ない分には一向に問題ありませんが、

少なすぎるとボカシ肥の完成が遅くなります。




準備ができたら、



すべての材料がムラが無いように丁寧に混ぜ、

水も一か所に固まらない様に丁寧に混ぜます。


米ぬかはちょっと湿った程度で良いです。


あとは、



ビニール袋に混ぜたものを入れ、

空気が一切入らない様に全体重をかけて空気を抜き、

空気が入らない様に縛ります。


この時、

ビニール袋の中に空気がたくさん残っていると、

中身から悪臭が発生して失敗となります。


ということでまとめ

・水分量は1/10よりも多くならない様にする

・ビニールに詰める時は空気をしっかりと抜く


この状態で寒暖の差が少ない日陰に置いておくと

夏なら2週間〜1ヶ月ぐらい

冬なら1ヶ月〜2ヶ月ぐらい寝かせておくと、

良い香りのボカシ肥料ができます。


米ぬかボカシの技術的背景に関しては、

米ぬかボカシを作ろう!ぼかしって何?からの米ぬかボカシのシリーズの記事をご覧ください。


追記

再度動画を撮影してみて、

マイクは大事だなって思った。

マイクの性能がイマイチだったら、動画に字幕をつけた方が良いね。

次撮影する時は字幕をつけることを挑戦してみよう。