そろそろ春になると言えど、
まだまだ寒い。
そんな中でかなり目立っているのが、
この手の茎を持たない…
否!
茎が極端に短い。
いやいや、
今は極端に短いけど、これはあくまでも季節的な話ね。
話は戻って、
茎が極端に短くて、大きな葉が重なり合っているロゼット型の植物。
周囲の背の高そうな草がこぞっていない今の時期だからこそ活きるこの形
茎を伸ばし、立体的に展開する草よりも、
地面すれすれのところで横に広がることで全体で光を浴びることができ、
葉も生理現象をしているが故に、
ちょっとした熱量が発生しているらしいけど、
葉を重ならせることによって、
葉の熱量を自身の周辺に残しておくことができる。
葉温は光合成の活性に関わるわけで、
ロゼットとはまさに冬に生きるために効率化された形状といっても過言ではない。
だから、
この手の形状の草には、
只ならぬ不気味さや強さというものを感じるものさ。