土を掘り返していたら、
何かの蛹が出てきた。
蛹と言えば、
昆虫の幼虫が成虫に変態する過程のもので、
イモムシだったものが全く異なる形状に変化すること。
全く異なる形状になるということで、
蛹の中と言えば…
ごめん…
お前はおそらく周囲の作物を食害する昆虫だろうから、
この場でとどめを刺すことにしたよ。
栽培とは生活がかかったシビアなものだから、
非道なことではあるがやらざるを得なかった。
生きるとはそういうことだ。
さてさて話は戻って、
蛹の中では、
体の構成を全く別の形状に変わるために、
体そのものが液状化しており、
蛹の切れ目からは白い(おそらく)タンパクの液体が出てきた。
液状化しているとはいえ、
この物体も生物であるわけで、
生物である以上、本能(や意志)があるわけだ。
蛹から出てくる液も生物であって、
その液が土と混じっていく。
この昆虫の意識は土と混じっていくんですかね。
となると、
土そのものも生きているってことなんですかね?