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飛騨小坂の巌立峡


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川と木々が巌立を削る


巌立峡の巌立と川に沿って、


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崖の横に道が整備され、奥へと散策できるようになっている。

※更に奥に入る場合は事前申請が必要




話は戻って、地形の保護活動を行っている地域に行った時は、必ずその地域で発行されている本を購入するようにしている。


巌立峡でも「滝の美学」という冊子が売られていて、その本を読んでみると、巌立峡の周辺では、210近くの滝が発見されていると記載されていた。


滝を形成するためには、

・急傾斜があり絶壁があること

・雨量が多いこと

・山の自然が豊富で山に雨水を貯水できる土の受け皿が形成されていること

の3つの条件があり、大小含め200近くの滝があるということは、大小様々な絶壁があるのだろう。


話は戻って、


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遊歩道であれど、階段の傾斜はきつかった。


この先には


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三ツ滝と呼ばれる連続した滝があり、

※写真では2つですが、この先にもう一つある。


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滝の水の落下により、周辺の岩が侵食を受けていた。


周辺にある200個近い滝が常に侵食を続けているとなると、この川の水にはたくさんの岩石由来のミネラルが含まれているのだろう。


案内所の方がいうに、この川の水にはマグネシウム、カルシウムと腐植酸にキレートされた二価鉄が多いとのこと。

土壌中の腐植量はどのように測定されているのか?

キレート鉄の使いどころ

発生し続ける活性酸素


この川の先に美味しい米が栽培されている地域がありそうだ。

そう思いながら滝を眺めていた。


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この写真の右側に写っている岩が溶岩流に依るものなのか?

溶岩流よりも前に形成された火山岩なのか?

その当たりの鑑定眼が欲しいところだ。


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