鹿沼土を粉砕してみた1の記事で、表題の通り、鹿沼土を粉砕してみた。
粉砕という単純な行為ではあるが、実際にしてみることで気になることがたくさん出てきて、それらを順次調べていくことにした。
始めに、鹿沼土の構成についてだ。
火山灰観察の仕方 | ジオ学習|島根半島・宍道湖中海ジオパークのページに鹿沼土について詳しく記載されていたので、この内容を参考にする。
鹿沼土は正しくは鹿沼降下軽石といい、約3.2万年前の群馬県赤城火山の爆発によって形成されたものであるそうだ。
いつ頃の噴火による凝灰岩によって脆さは変わってくると予想しているが、一旦この話は置いておこう。
鹿沼土を構成する鉱物には、火山ガラスを主として、輝石と角閃石が含まれているそうだ。
火山灰 | ジオ学習|島根半島・宍道湖中海ジオパークを読み進めてみると、火山ガラスは無色透明で形は電球を割ったような形のものから繊維状のものまでと様々あるそうで、今回の鹿沼土では、
上の写真のようなもうな層状だと思っていたものが繊維状であるため、これが火山ガラスになるのだろう。
鹿沼土を粉砕したことで火山ガラスのイメージがしやすくなったので、一歩前進感はある。
他の地域の軽石も購入して比較することで、更にイメージがしやすくなるのだろう。