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麦芽粕を見せてもらった。

麦芽粕というのは、ビールを製造する時に出てくる食品残渣になる。


麦芽粕と聞いて、学生の頃の畜産実習で豚の飼料で麦芽粕を混ぜているという話題があった事を思い出した。


この麦芽粕は熟成させて堆肥にするとのこと。


せっかくの機会なので麦芽粕をまじまじと見てみると、


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胚乳(タネの栄養を蓄えている箇所、米でいえば可食部)になるのだろうか?

皮の中に半分ぐらい残っている。


白い部分を触ってみると、ドロっとした液状に成りかかっている。


おそらく胚乳中の炭水化物やタンパクが発酵している最中なのだろう。

堆肥化するのであれば、発酵促進の要素に成り得るので、この成分は活用したいところ。


この麦芽粕が置かれていた箇所が雨風の当たる場所だったので、雨に当たると溶けかかっている胚乳が流れてしまうのではないかと心配になる。


表皮に含まれる成分も気になるところ。


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