夏といえば麦茶で、麦茶で思い出すことがある。
某SNSで誰かが「麦茶はミネラルがあって、カフェインがなくごくごく飲めて最高の飲み物だ」というニュアンスの投稿をしていた。
この投稿以降、麦茶の印象が上がった。
この投稿を見かけたのはTwitterなんだけれども、Twitterは見ず知らずの誰かの名言が時々挙がってきて、こんなにも良い印象を与えるなんて凄いと改めて思う。
そういえば、麦茶の色は濃い茶色だよなと改めて見て思う。
茶色といえば、連想するのがポリフェノールだろう。
麦茶は大麦の実を炒ったものから作るから、ポリフェノールは豊富に含まれていそうだな。
というわけで早速、Google Scholarで麦茶の成分を調べてみることにした。
麦茶の化学成分 - 日本食品科学工学会誌 第47巻 第1号2000年1月という分析の報告があった。
前提として、大麦は玄米や小麦と比較して、水溶性繊維、鉄やカルシウムの含有割合が高いとされる。
調べている成分は粗タンパク、繊維、ミネラル、脂肪酸、トコトリエノール(ビタミンE等)やポリフェノールで、焙煎の仕方で成分が変わるか見ている。
焙煎の違いで各成分の含まれ方に違いが生じるけれども、麦茶ではどれも含まれている事になっている。
麦茶に含まれているポリフェノールだけれども、分析結果では、
Harbin - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる
没食子酸(もっしょくしさん)、
NEUROtiker - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる
カテコールや
NEUROtiker ⇌ - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる
ゲンチジン酸といった小さなポリフェノールが見られたそうだ。
これらのポリフェノールには強い抗酸化作用があるとのこと。
今挙げたポリフェノールを追ってみると、更に何かしらが見えてくるかも。
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