
前回、道端のマツの幹で地衣類が幹表面にはほとんど繁殖していないのに、幹の割れ目に沿うように繁殖していることを記載した。
前回の続きで、複数あるマツの幹の割れ目を見てみることにした。
その内で一番目立ったものが、

地衣類が繁殖しているであろう個所に、更にコケが生えていたこと。
おそらくこのコケたちは、幹表面の皮が地面に落ちても生育を続けるのだろうな。
マツと言えば、荒れ地から森へと生態系が遷移する過程において、草原のススキから林になりはじめの段階で生育する。
おそらく、この割れ目に地衣類やコケが繁殖しはじめる過程というのが、林から森への遷移において大事な過程になるのだろうな。
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