当サイトでは行っていないけれども、SEO対策としてのページの表示速度の面で絶対に意識する必要があるものがある。

それはMySQL等のデータベースのチューニングで、チューニングするとページの表示速度が向上するのがわかりやすい。


何故、当サイトではデータベースのチューニングを行っていないか?というと、


sqlite_ico

SQLite Home Page


当サイトを動かしているSOY CMSでは、個人的にブログページはSQLiteで運営することを推奨していて、SQLiteはチューニングが出来ないということが理由となる。

SOYCMSのブログでデータベースをMySQLからSQLiteに変更する


mysql_logo

MySQL


SOY Shopでは断然MySQLで運営する方が良いので、何故データベースのチューニングを行うべきか?という根拠を説明します。

※今回の記事で具体的なチューニング方法は記載しません。チューニング方法を知りたい場合はinnodb_buffer_pool_sizeというキーワードで検索してみてください。

自由を求めてオープンソースのネットショップパッケージへ。軌道に乗った頃に遭遇する問題について




CMSでページを開く時、


network_fig


パソコンのブラウザからサーバにリクエストを送信して、受信したサーバがブラウザに結果(HTMLのソースコード)を返すという一連の流れにおいて、サーバ側の処理を細かく見ていくと、


generate_page_html_source


こんな感じになる。

サーバ側のほとんどの作業はサーバのスペックと前回触れたプログラミング言語のバージョンの管轄になるけれども、データベースに関しては処理時のメモリ使用の配分を運営者が設定することが出来る。

SEO対策、実行環境のバージョンを上げて高速化


データベースがサーバの容量を占拠し過ぎずギリギリのメモリの使用に調整することができれば、ページの表示速度は格段に向上することになり、SEOの評価にも繋がるはず。


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