前回のアザミが好む環境はどんな所?の続きの更に続き
前回の記事ではアザミの根元にスギナがいた。スギナが居たから酸性土壌を好むのかな?と予想したいところだけれども、安直にそう結論付けるわけにはいかない。
なぜならば、アザミとスギナが同じ環境を好むのか?という問題に全く触れていないから。
何か他に辿れることはないか?と考えてみると、
アーティチョークという野菜が頭に浮かんだ。
アーティチョークの花を見てみると、
見ての通り、アザミの仲間だ。
とはいえ、今まで見てきたノアザミはアザミ属に属し、アーティチョークはチョウセンアザミ属に属していて、分類学上少し遠い。
それでも知っておいて損はないので、
本棚からNHK出版から出版されているNHK趣味の園芸 やさいの時間 藤田智の野菜づくり大全を引っ張り出してきた。
いきなり余談だけれども、この本の132ページ目にあるColumn2の有機栽培に挑戦するならのページで、詳細は触れないけれども、思い出深いことがあるのでバイブルとして大切に保管している。
話は戻って、アーティチョークの栽培に関するページを開いてみると、
土壌酸度:pH6.0〜6.5と記載されていた。
ついでに生育適温は13〜18℃となっていた。
連作障害がキツイらしい。
アーティチョークは師が試していて、栽培が長期戦になるので難しかったイメージがある。
注目しているノアザミとアーティチョークが近いのであれば、ノアザミは酸性土壌を好むといったことはなさそうだ。