人の目線あたりにたくさんの花を咲かせている低木を見かけた。
バラ科のサクラに似た花の形をしている。
蜜量が多そうなので、調べてみることにした。
今年もアザミの季節になったので、昨年から見てきたものを整理しよう
サクラに似た花だということでバラ科という事を前提にして調べることにする。
種の同定を行う場合、葉の付き方を見ることが重要なので、
枝の葉の付き方を見ることにする。
一見、輪生の展開に見えるけれども、
※輪生は一つの節から輪状に葉が展開する事を指す
節間が極端に短い互生であった。
※葉が様々な方向に向かって展開している。
あと見逃してはいけないのが、クチクラが発達した常緑低木であるということ。
今までの内容を整理すると、
・おそらくバラ科
・常緑低木
・互生葉序
・(触れてはいないが)浅い鋸歯がある
・5月中旬に咲いている
ということからシャリンバイではないか?と当たりを付けた。
初春から夏にかけて、様々な花がリレーのように開花する。