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骨無しフライドチキンの衣を構成する薄力粉とは何か?の記事で薄力粉について触れた。

小麦粉には他に強力粉や中力粉があり、グルテンというタンパクの含有量でどの小麦粉になるか決まる。


これらの小麦粉はどうやって作り分けられているのか?が気になったのだが、気になると同時に作物学で国産コムギはグルテン量が少ないので、うどん作りの中力粉までしか出来ないということを思い出した。


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当時は日本ではグルテン量が多いコムギが収穫できないのは何故だろう?と思ったものだ。


この疑問を生成AIのGeminiに質問をしてみたところ、日本の高温多湿な気候が乾燥した冷涼な気候を好むコムギには向いていないという返答が返ってきた。


だったら、うどん等に使われる中力粉用のコムギは古くから栽培されているけど、それは何故?という疑問が生じてくる。

中力粉用のコムギは日本に適用する為に品種改良をされてきたことに因るという返答が返ってきた。


であれば、グルテンが多いというのがコムギの生育に対して大きな負担になるということか?


日本でも強力粉用のコムギが登場してきているけれども、これらの品種は上記の負担を軽減させる為の何かを獲得したから収穫出来るようになったのか?

北海道農業研究センター:超強力小麦「ゆめちから」 | 農研機構


強力粉用のコムギはグルテン(タンパク)含量が多いが故に病害虫の被害を受けやすくて、日本の長い栽培史の中で淘汰されていったとかかな?